10日付の神奈川新聞ネット版に、段躍中に関する記事が掲載されました、転載させて頂きます、ありがとうございます。
日中友好神奈川県婦人連絡会による記念講演会「日本と中国 友好交流の新しい試み」が10日、横浜駅西口のかながわ県民センターで開かれた。ジャーナリストで出版社編集長の段躍中さんが友好に向けた取り組みを紹介した上で「建国60年を迎えた中国と日本の関係について、考えを深めてもらいたい」と呼びかけた。50人余りが聞き入った。
段さんは、日中両国語による雑誌「日本僑報」(年6回発刊)の編集長で、在日中国人で初めて日中交流促進の功績が認められ今年、外務大臣表彰を受けた。
講演会では、2005年から開催している「中国人の日本語作文コンクール」などを紹介。日本では中国での反日運動が取りだたされるが、作文では反日的な内容はほとんどなく、若者の多くが日本文化へ強い興味があることなどを説明した。
近年の経済関係などを踏まえ「日本にとって、中国はこれまで以上に重要な国になっていく」とした上で交流、友好の重要性を力説した。まずは日本で暮らす80万人の中国人との交流を提案。全国に分散している友好団体間の連携や、中国人観光客の受け入れ強化なども訴えた。