11月6日付の日本図書館協会からの通知によると、日本僑報社刊『日中対立を超える「発信力」――中国報道最前線 総局長・特派員たちの声』(段躍中編)が、「日本図書館協会選定図書」に決定した。
「日本図書館協会選定図書」は、『選定図書速報』および『週間読書人』の「日本図書館協会選定図書速報」欄によって、全国各地の図書館その他広く関係方面へ周知し、図書館等での選書に役立てられる。
『日中対立を超える「発信力」』は、日中の新聞・テレビ等の第一線で活躍する記者ら二十数名が寄稿。近年の中国報道の現場で感じてきた迷いや、日中関係改善へ向けてメディアの果たす役割について、それぞれが率直な思いを記している。
http://duan.jp/news/jp/20130904.htm
http://duan.jp/item/158.html
なお、これまで、日本図書館協会の選定図書に指定された日本僑報社刊行書籍は下記の五冊がある。李大同『「氷点」停刊の舞台裏』、佐藤公彦『「氷点」事件と歴史教科書論争』、劉徳有『わが人生の日本語』、林佑一『日中外交交流回想録』と袁偉時『新版 中国の歴史教科書問題』。
http://jp.duan.jp/sentei.html