拝啓
友人、知人の皆様 こんにちは!
皆様におかれましてはますますご清栄のことと存じます。本年は中国にとり抗日戦争勝利60周年、中華人民共和国建国56周年という歴史的な年を迎えました。
日本軍国主義の敗北から60年を経て、なお歴史の教訓に学ぶことができない勢力が日本の内外に厳然として存在しています。
さて、過去の日中戦争で中国を侵略し、残虐極まりない蛮行を重ねた日本軍将兵900人余りが、中国東北の撫順戦犯管理所に1950年から56年まで未決囚として捕囚されていました。
この場所で起きた数々の奇跡的な行為こそ、中国共産党と中国政府の指導のもと、管理所職員たちの世界に前例のない血のにじむような行動の結果でした。
友人で作家の森川忍氏は、これを長編ドキュメンタリーとして先日、著書『癒された虜囚の魂』として発表いたしました。今日の日中関係の正常とはいえない状況の中で、この発表の意義は極めて大きいものがあると思います。
このたび、『癒された虜囚の魂』の中国語版が、最近中国で刊行されたのを記念し、お祝いを兼ねた懇談会を企画いたしました。
ぜひ皆様方のご出席をお待ちしております。
敬具
森川忍著『癒された虜囚の魂』出版記念懇談会
実行委員会代表 田中修二郎
後援 日中協会、日中文化交流協会
事務局 社団法人 日中科学技術文化センター内
電話 03-3295-0411 FAX 03-3295-0400
(担当 大類、遠藤)
記
日時 : 2005年11月19日(土) 午後3時~4時半
場所 : 後楽園会館 地下1階 レストラン「フォンテーヌ」
東京都文京区後楽1-7-22 電話 03-3815-8171
参加費 : 5000円(当日会場にてお支払いください)