3月7日、文化庁から「第10回中国人の日本語作文コンクール」に対する後援名義使用の許可書類が日本僑報社に届いた。同コンクールにはこれまでにも、外務省、在中国日本国大使館など行政関係機関だけでなく、日中友好議員連盟、公益財団法人日中友好会館、一般財団法人日中経済協会、日本中国文化交流協会など、著名な日中関連団体からも後援名義使用の許可が得られている。また、協賛には、これまでに引き続き株式会社ドン・キホーテ、朝日新聞、公益財団法人東芝国際交流財団が名を連ねている。
ここ最近、「中国人の日本語作文コンクール」に関連する報道が続いており、NHK-BSで第9回の最優秀賞受賞者・李敏さんのインタビューが放送されたのをはじめ、毎日新聞、朝日新聞に主催者である段躍中のコラムが掲載されたり、「日本と中国」には第9回受賞作品集「中国人の心を動かした『日本力』」の紹介記事が掲載されたり、「日中友好新聞」、インターネットの中華系ポータルサイト「Record China(レコードチャイナ)」では過去の受賞作が連載として掲載され、多くの読者の関心を呼んでいたりと、コンクールの認知度が急激に上がっている。
このような盛り上がりの中開催される第10回目の日本語作文コンクールは、「ACG(アニメ、コミック、ゲーム)と私」、「公共マナーと中国人」という2つのテーマで作品を募集する。
最優秀賞(日本大使賞)受賞者は副賞として日本に一週間招待されるほか、三等賞以上の受賞者には、最大480万円の奨学金への応募資格が与えられる。応募資格は日本への6ヶ月以上の留学または滞在の経験がない学生で、その他の詳細はオフィシャルサイト(http://duan.jp/jp/2014.htm)に掲載されている。