日本僑報社はこのほど、中国の著名な経済学者で、中国人民銀行(中央銀行)の貨幣(金融)政策委員会委員も務める陳雨露教授の『人民元読本―今こそ知りたい!中国通貨国際化のゆくえ―』を翻訳出版した。8月4日から発売される。 http://duan.jp/item/147.html
経済のグローバル化が進む中で、新たな国際通貨として世界を動かすと見られているのが中国の通貨「人民元」(中国語・人民幣)。
中国の金融自由化はいつ、どのような形で実現するのか? 人民元はいつ、ドルやユーロに並ぶ国際通貨として、世界経済に影響を与えるのか?
中国の著名な経済学者で、中国人民銀行の貨幣政策委員会委員も務める著者が、その通貨変遷史から金融自由化のゆくえまでを豊富な図表を交えてわかりやすく解説。
中国経済の基礎知識をマスターし、さらに対中ビジネスでスキルアップを図るためにも、幅広い読者層の参考になり得る中国経済金融の注目テキストだ。
日本語版の出版に際しては、著名な経済学者、関志雄氏(野村資本市場研究所シニアフェロー)が「人民元に関する最も体系的かつ権威的解説書。貨幣史、為替制度、資本移動の自由化、国際通貨制度等、様々な角度から人民元を分析している」との推薦の言葉を寄せている。
なお、本書の原本は、『人民元読本』(中国人民大学出版社)2010年12月第1版、2012年2月第2次印刷。