アジア解放という大志を抱き、辛亥革命(1911年)を支えた日本の革命家、宮崎滔天(1871-1922年)の意志を汲む、民間の日中交流の集まり「滔天会」の文化講演会が2月21日(土)、東京・西池袋の豊島勤労福祉会館で開催されます。
今回は、テレビでおなじみのNHK解説委員、加藤青延さんに中国を語っていただきます。
中国取材歴30年にわたる、とっておきのマル秘ネタを厳選してまとめた『NHK特派員は見た 中国仰天ボツネタ&㊙ネタ』(日本僑報社刊)を先ごろ出版された加藤さん。講演会では「取材裏話を通して不思議大国・中国を語る」と題して、その長年の取材体験から知られざる中国の姿をご紹介いただきます。
日時・場所などの詳細は下記の通り。
皆さん、ふるってご参加ください。
■ 滔天会文化講演会
日 時: 2月21日(土)、午後1時30分~4時
場 所: 豊島勤労福祉会館 4階 第3・4会議室
〒171-0021 東京都豊島区西池袋2-37-4 地図 http://www.toshima-mirai.jp/center/e_kinrou/
演 題: 取材裏話を通して不思議大国・中国を語る
講 師: 加藤青延 氏
(NHK解説委員、『NHK特派員は見た 中国仰天ボツネタ&㊙ネタ』著者)
司 会: 段 躍 中(日本僑報社・日中交流研究所)
会 費: 1人¥1,000 (当日・茶菓子代)
申込先: info@duan.jp (事務局)
■『NHK特派員は見た 中国仰天ボツネタ&㊙ネタ』
http://duan.jp/item/174.html
●メディアが伝える中国はごく一部のエッセンス
中国には、まだ日本ではさほど知られていない不思議なことが非常にたくさんある。新聞やテレビがニュースとして伝える中国の姿は、中国全体で起きているごく一部の事柄のエッセンスに過ぎない。その全体像を思い描くことなど至難の業だ。 そんな中国取材の現場に身を置いて30年、著者が関わった中国関係のニュース原稿は1万本以上に上る。中には「自分が知り得た中国を、十分伝えきれなかったもの」もあれば、「ニュース価値がさほど高くないと判断していたもの」も…。
●取材裏話を通して不思議大国・中国を知る
そこで本書では、「むしろニュースとしては十分伝えきれなかった不思議体験」が、著者のリアルな回想とともに描かれる。★中国要人の私生活 ★戦車部隊で飛び交う不思議な日本語交信!? ★中台秘密交流の島など……。ニュースだけでは知りえない、またニュースにはならなかった、ある意味で貴重な取材裏話を通して、不思議大国・中国の一端が浮かび上がる注目の1冊だ。
【講師略歴】
加藤青延(かとう・はるのぶ)
NHK解説委員。1978年NHK入局。香港支局長、北京支局特派員、東京国際部デスク、北京支局長、東京アジアセンター副部長を歴任。中国総局長などを経て、2006年より現職。主な著書に、『21世紀中国はどう変貌するか』(NHK出版)、『NHK特派員は見た 中国仰天ボツネタ&㊙ネタ』(日本僑報社、2014年)http://duan.jp/item/174.html