【日本僑報社発】日曜中国語サロン「星期日漢語角」は8月7日(日)午後、東京・西池袋で第450回の記念宴を開催した。(上の記念写真は東京新聞記者撮影)
星期日漢語角は、西池袋公園の一角を会場に、中国語を学ぶ日本人や日本語を学ぶ中国人らが日中2カ国語を使って自主的に交流する場。2007年8月にスタートして今年で9周年、この日でちょうど450回となる節目の時を迎えた。
当日は厳しい暑さの中にもかかわらず、各地から40人余りが出席。マスコミでは東京新聞の記者が午後2時から取材するため参加した。
まず、西池袋公園に集まった参加者たちは、午後4時近くまで、いつものように自由に“青空交流”を繰り広げた。続いて公園からほど近い中国レストラン「東方紅」に会場を移し、改めて「記念宴」を開催。
元重慶総領事の瀬野清水氏があいさつし、「漢語角の皆さんは、9年間よくここまで続けてこられた。日中関係はなおも難しい時期にあるが、関係がよくない時こそ、民間の草の根交流を続けることが大事。来年は日中国交正常化45周年であり、漢語角10周年の節目の年でもある。ともに大いにお祝いしたい。皆さん、引き続き頑張ってください」などと漢語角の9周年を祝うとともにメンバーを激励した。
続いて漢語角を創設した日本僑報社の段躍中編集長があいさつ。「漢語角にはすでに常連となったメンバーのほか、毎回、新しい人も参加している。それは民間の日中交流の場として定着し、広く知られてきた証。これからもぜひ続けていきたい。よろしくお願いいたします!」と新たな意欲を述べるとともに、メンバーたちに今後も積極的な参加をと呼びかけた。
この後、記念宴ではおいしい中国料理を味わいながら、日中2カ国語が飛び交う和やかな交流が繰り広げられた。(以下の写真は段躍中撮影)