中国が教材、教師、設備などを援助して海外に設立する中国語学校「孔子学院」が、日本の北陸大学に設立される。日本での中国語教育を推進し、中国文化を伝えるためで、日本では三番目の孔子学院となる。国家対外漢語教学指導小組弁公室(国家漢弁)が6日明らかにした。中国新聞社が伝えた。
同弁公室の許琳主任は、「中日両国には長い友好の歴史があり、現在の国際情勢の下、孔子の『和して同ぜず』の思想は、各国間の平等な交流にとって、より現実的な意義を持つ。日本人の中国への理解増進と、中日友好交流の強化に貢献するため、双方は力をあわせて北陸大学孔子学院を運営していかなければならない」と強調した。
これまでのところ、日本では立命館大学、桜美林大学に孔子学院が設立されている。世界には、33カ所の孔子学院があり、中国の計画では今後数年でこれを100カ所に増やす予定だ。(編集YS) 「人民網日本語版」2006年1月9日