【ご案内】日中関係学会関東支部:研究会(11月21日)
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◆杜新さん(慶応義塾大学法学部 講師)
「日中若い世代のサブカルチャー交流」
◆金堅敏さん(富士通総研経済研究所 主席研究員)
「活発化するベンチャー活動はブームで終わるのか?」
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日中関係学会(会長・宮本雄二元駐中国大使)は11月21日(火)、東京神田・学士会館で関東支部主催の研究会を開催します。
講師の杜新さんは、社会学を専門とする新進気鋭の研究者で、文化産業としての日本のサブカルチャーの海外進出、漫画・アニメを中心に中国におけるグローカル化(注)を例にして、コンテンツ交流の役割とその経済効果についてお話ししていただきます。
(注)全世界を同時に巻き込んでいく「世界普遍化」(globalization)と、地域社会の文化要素を織り込みつつ根付いていく「地域限定化」(localization)の2つの言葉を組み合わせた造語。
金堅敏さんは、通商政策、産業・技術政策、企業経営論を専門領域とされ、研究会では中国の「ニューエコノミー」の中で活発化するイノベーション、ベンチャービジネスについてお話しいただきます。
皆さん、お誘いあわせの上、ご参加ください。非会員の方も歓迎します。
▽日時:11月21日(火)18:00から21:00
▽場所:学士会館 320号室 千代田区神田錦町3-28 Tel03-3292-5936
都営三田線/都営新宿線/東京メトロ半蔵門線 神保町駅A9出口より徒歩1分
▽講師:
(1)杜新さん(慶應義塾大学法学部 講師)
テーマ:「日中若い世代のサブカルチャー交流―日本の漫画・アニメの
中国におけるグローカル化―」
*日本のサブカルチャー・ポップカルチャーのグローバル化
*アニメ「聖闘士星矢」シリーズを例に、30年間にわたる中国社会への幅広い影響を紹介。
*中国のファンは、自らの社会的文化的背景に基づき、様々な二次創作に取り組み、それが日本発漫画・アニメなどコンテンツのグローカル化を進め、文化産業としての経済効果も生んでいる。
(2)金堅敏さん (富士通総研経済研究所主席研究員)
テーマ:「活発化するベンチャー活動はブームで終わるのか?」
*産業高度化で注目される「ニューエコノミー」とイノベーション活動
*IPR大国になったが、経済効果が相応になっていないのはなぜか:イノベーションシステムの改革
*創業ブームとユニコーンの量産、世界強豪に伍するGIANT:この循環は持続可能か?
*中国産業の将来展望:「ニューエコノミー」と「オールドエコノミー」の融合は可能か
▽ご挨拶 宮本雄二 日中関係学会会長
▽簡単な懇親会を予定 (20:40~21:00)
▽参加費:会 員 1,500円、 学生会員は無料
非会員 2,000円、 学生非会員は500円
☆参加申し込み:下欄の「11月21日研究会申し込み」にご記入の上、下記メールアドレスにお送りください。早めのお申し込みをお願いします。なお、会員の方は「11月21日の研究会に参加します。氏名(会員)」のみで、メールいただければOKです。
会員の方 = kny9244@gmail.com (国吉)
非会員の方= takayamayu5@gmail.com (高山)