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日本僑報電子週刊 第639号 2007年5月2日(水)発行
http://duan.jp 編集発行:段躍中(duan@duan.jp)
■段躍中日報 http://duan.exblog.jp/■
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読者の皆様、下午好。
GWですが、皆様はいかがおすごしでしょうか。メールマガジンの発行は休みません!
GWと聞くと、忙しくても心が浮き立つような気持ちになりませんか。新緑の爽やかな中でのお休みだからかもしれません。
そこで、GWのうきうきとした気持ちに、ささやかな贈り物を。GW特別企画といたしまして、『日本僑報』プレゼントを行いたいと思います。読者の方から、「印刷版の日本僑報のバックナンバーの紹介http://duan.jp/02/back_no/indx.htmをホームページで見たが、読んでみたい」というメールを頂戴しました。
そこで、読んでいただけるという読者に、1冊、贈呈させていただきたいと存じます。次のアドレスをクリックしていただき、ご連絡先をご記入下さい。無料で発送させていただきます。
★『日本僑報』プレゼントhttp://duan.jp/item/3600.html★
次は、「5月5日」の話題をお届けいたします。このたび、小熊旭先生著『現代中国文化考―江沢民から胡錦濤へ』http://duan.jp/item/057.htmlが、「5月5日」発行の「日本と中国」紙書評欄に取り上げられましたhttp://duan.exblog.jp/m2007-05-01#5300245
「日本と中国」紙では、特に筆者自身の仕事・生活体験と「中国と日本は全く違う」という異文化理解の基点から、筆者が検証した「中国人にとっての文化とは何か」ということに着目して下さいました。そして『その答えは巻末で紹介した著者の教え子がブログに書いた文章「最後の授業」にあった』と。
「5月5日」ですが、実は、「日本と中国」紙と同じく、『現代中国文化考―江沢民から胡錦濤へ』の発行日も「5月5日」です。また、著者の小熊旭先生のお誕生日も、「5月5日」なのです。「日本と中国」紙発行日とあわせ、3つの「5月5日」が重なることに縁起の良さを感じました。
この文庫(隣人新書)の中で、もっともお安い『現代中国文化考―江沢民から胡錦濤へ』、皆様と「5」縁があるかもしれません。未読の方は、ぜひご一読いただけますよう、お願い申し上げます。http://duan.jp/item/057.htmlが、
3番目は、講演のご案内です。新華社東京支社特派員・鍾沈軍氏による講演http://duan.exblog.jp/5291501/が、5月19日に行われます。
日 時: 2007年5月19日(土) 午後1時~4時
場 所: 東京芸術劇場 中会議室(5階)
演 題: 「私の日本の印象~ 新華社記者として東京滞在二年間の生活から」
講 師: 鍾 沈 軍(新華社東京支社特派員)
会 費: 一人 ¥1,000 (当日・茶菓子代)
新華社記者の講演は、なかなか聞く機会がないのではと思います。お時間のある方は、帰国直前に実現したこの講演、この機会に新華社記者の生の声・ホンネをお聞きになってください。
4番目は、NPO法人「日中交流教育機構」の誕生をお知らせいたします。
NPO法人「日中交流教育機構」が東京で設立
5月1日、中日両国の大学及び教育関係団体は、友好と交流を促進するための「特定非営利活動(NPO)法人日中交流教育機構」を東京にて正式に設立した。
先日、早稲田大学にて行われた設立準備委員会では、10数人の在日中国人大学教授と関連団体の代表からなる理事会にて、設立が宣言され、第一回理事選挙が行われた。
理事長:王曙光教授(拓殖大学)、常務理事:山田芳明教授(文化女子大学)・孫猛教授(早稲田大学客員教授)
現在、在日中国人の教師数は既に3000人を上回り、中国人留学生数は10万人を越えた。同時に、毎年中国へ留学・修学する日本人の数も5万人を上回っている。この時代の潮流において、日中の教育事業において緊密な交流を維持することは、両国の教育界に歓迎された。
王曙光理事長は、記者に対して今後機構が力を入れたいと考えている4つの事業を明らかにした。
1.日中における大学間の学術交流及び人的交流の促進
2.日本における中国語の教育事業の発展に貢献し、中国語教師の質・教材レベルを向上させる
3.在日中国人教師の権益保護及び親睦の促進
4.日本における中国人留学生の生活及び学習環境の改善
日中交流教育機構ホームページ http://jcoee.jp/
5番目は人事の情報を少し整理しました。
4月は人事の季節と言われていますが、日中関連の人事は把握した限り、以下の数件があります。
在日本中国大使館の前総領事張立国さんは、先月外交部領事司の副司長に就任されました。
中国新聞社東京支局の新しい支局長として朱沿華さんが4月上旬に東京着任されました、前支局長王健さんは5月中に帰国されます。朱さんは上智大学修士学位取得者で、同社の初めての女性支局長と初めての修士学位を持つ支局長になります。
在中国日本大使館の新しい公使として道上尚史さんが4月末に北京着任されました。
朝日新聞上海支局の新しい支局長として西村大輔さんが4月末に上海着任されました。
朝日新聞北京支局の新しい特派員として峯村健司さんが4月末に北京着任されました。
最後に、少し私の雑感を。
GW前に研究会に行ってまいりました。龍谷大学で開かれた研究会に出席し、はじめて琵琶湖(下の写真by段躍中))を見て、その美しさにとても驚きました。また、「
湖南市」にも驚きました。私は湖南省出身なので、もちろん親しみを感じたのですが、これまで見たことも聞いたこともなかった地名に違和感も少々…。ちなみに、滋賀県は湖南省と姉妹都市です。
友人の家に泊めてもらい、案内してもらった地方の大学は素晴らしい環境であると感じました。緑が豊かに広がり、広いキャンパスで学べるというのは、東京に住む者としてはうらやましく感じます。
「湖南」と関連する話題、もう少し申し上げます。実は、この頃、同じ湖南出身の友人達と「日本湖南人会」(仮称)の発足について、議論しています、早速専用のドメインを登録してみたところ、「http://hunan.jp」まだ登録されていないでした、とてもラッキと思い、すぐ登録の手続きをしました。ここで、湖南出身の読者、及び湖南に行ったことのある読者、湖南と日本の交流を促進した読者にお願いしたいですが、「日本湖南人会」(仮称)へのご参加・ご協力してくださる方を募集しています、ぜひご連絡下さいますようによろしくお願い申し上げます。ちなみに、5月19日の講演会の講師の鍾特派員も湖南出身者で、当日は数名の湖南同郷が参加される予定です、このチャンスを生かして一度会いませんか。
段躍中@2007.5.2午後2時18分(GWですので出荷はお休みをいただき、7日から再開いたします。本日15時までにご注文いただいた方は、今日中に発送させていただきます。)