日中間の経済紛争も時とともに増大、複雑化していますが、この分野の専門家・亜細亜大学・範雲涛教授からその法的対策についてうかがうことにします。
次に、大日本インキ(株)の中国現法から帰国されたばかりの原得郎氏から、同氏が体感された中国での経営のありかたなどについての講演をお願いしてあります。
【講師と演題】
(1)亜細亜大学アジア・国際経営研究科教授 範雲涛氏
演題: 「中国:WTO加盟5ヶ年の効果を検証する----日中間の経済紛争解決をめぐる法的対策」
(2)前大日本インク(DIC)無錫エキポシ(有)総経理 原得郎氏
演題: 「在中企業現場体感-信頼の経営ノウハウ」
【日時】
5月19日(土)13:30~16:00 講演会終了後、講師との懇談会(参加自由)
【会場】
早稲田大学・国際会議場3F 第3会議室
①地下鉄東西線利用の場合。
早稲田駅(高田馬場方面)下車 3b出口下車(正面は)誠文堂)、右に徒歩5分、
(早稲田バス停のある)西早稲田交差点を右にグランド坂下りる。2分くらいで、左側に国際会議場がある。
②高田馬場からバスに乗り、西早稲田停留所下車。徒歩2-3分。
③早稲田大学構内を通り、北門を抜け道を渡ったところ。
④都電荒川線早稲田駅下車、徒歩2-3分。
【主催】
早大中国塾長:木下俊彦教授 (研究室:14号館 909号室)
Tel & FAX 03-3204-8230
Email: toshi-kinoshita@nifty.com
HP: http://homepage3.nifty.com/tkinoshita/
【講師履歴】
範雲涛氏:復旦大学日本語専攻卒業。京都大学で法学博士号取得。
弁護士。上海市あさひ法律事務所勤務。
亜細亜大学法学部特任教授を経て、同大学アジア・国際経営研究科教授。
復旦大学日本研究センター客員研究員、対外貿易大学WTO研究教育学院客員教授。
原得郎氏:早稲田大学第1法学部卒。DIC入社。
北京駐在員事務所長を経て、97-00年、上海DIC国際貿易(有)総経理。
00-07年、無錫DICエキポシ(有)総経理。業務の他、日本語教育ボランティア活動も行った。
著書(共著)に『日本の常識は中国の非常識』時事通信社、2002年がある。