日本と中国が国交を正常化して9月29日で35周年を迎えた。記念行事が相次ぐ中で、日本政府閣僚の靖国神社参拝や反日デモによって両国の国民感情は冷え込んだままだ。杭州で開催されたサッカー女子W杯を巡って対日批判がネット上で噴出したように、対日不信感はパンドラの箱を開けるかのごとく飛び出してくる。
中国製品の安全問題に関する日本側の疑念も大きくなる一方だ。10月15日から中国共産党第17回全国代表大会が開催される。5年間にわたる胡錦濤国家主席と温家宝首相の体制の総括とあわせて向こう5年間の政治・経済政策と新人事が決定される。今月は、元読売新聞北京支局長の高井潔司さんをゲストにお招きし、中国共産党大会を踏まえた中国新指導部と日中関係改善に向けた課題についてお話していただきます。
<ゲスト・プロフィール>
北海道大学大学院国際広報メディア研究科教授、日中コミュニケーション研究会理事長、サーチナ総合研究所客員研究員。1972年東京外国語大学中国語学科卒業。読売新聞社入社、上海特派員、北京支局長、論説委員など歴任。天安門事件、トウ小平逝去などを現地で取材。2000年より現職。中国メディアの研究を中心に、日中関係、現代中国政治などが専門。
●テーマ 「中国はどこに向かうのか、日中関係と共産党大会」
●ゲスト 高井潔司さん(北海道大学大学院教授)
●と き 10月26日(金)午後6時45分~9時
●場 所 文京区民センター3C会議室
電話03-3812-3114(東京都文京区本郷4-15-14)
*地下鉄丸の内線 後楽園駅から徒歩3分
都営三田線 春日駅から徒歩0分(A2出口直上)
JR中央線 水道橋駅より徒歩10分
●参加費 会員1000円、ワーキングプア(自己申告)1000円、
ビジター1500円
(ただし学生は会員500円、ビジター1000円)
※予約の必要はありません。
※記者職でない方でもどなたでも自由に参加できます。
※お問い合わせ/アジア記者クラブ事務局
電話03・3264・2454(FAX兼用)
※終了後、名刺交換会を兼ねた懇親会を行います。