◆連合通信社 「情報懇話会21」 182回例会のご案内
テーマ 「どうなる、どうする日中関係」─北京五輪前に大震災、災い転じて福としたい…
日時 (2008年) 6月4日 (水) 午後6時30分から
講師 段 躍中氏 (日中交流研究所長、日本僑報社編集長)
会場 港区立商工会館 (東京都産業貿易会館6階)
(東京都港区海岸1-7-8/JR浜松町駅から徒歩7分)
資料代 1,000円
概要 チベット問題から北京五輪の聖火リレーへの抗議行動が各国で起こり、原因究明が進まない餃子問題もあって、日本国内でも中国の赤い旗が林立することへの違和感でモヤモヤとしている最中に巨大地震発生。被災者 1,000万人という想像を絶する未曾有の大災害に、“あれこれ言うことよりも、まず人の命だ”と救援に動き だした日本国内の状況に、中国側からも「日本人を見直した」という反応も出ているようです。人の命が大事だという気持ちに国の東西の違いはないということだと思います。
●元ジャーナリストとして日中の良い面を紹介し、友好を深めたい
段躍中氏は、1991年に来日して新潟大学の大学院で博士号を取得し、在日中国人の活躍情報を紹介する「日本僑報」を創刊したり、日中交流研究所を発足させて、日本人と中国人の作文コンクールを同時主宰するなど活躍中です。テレビやラジオにも時々出演されています。
中国共産主義青年団の全国紙『中国青年報』の記者で「バリバリの体制派だった」段躍中氏が中国から外に出て見たのは、中国批判と新聞に政治指導者批判も載る言論の自由の世界。餃子問題やチベット問題で厳しい視線にさらされているのに、中国政府の小手先の対応を見せつけられ「祖国への誇りと、祖国が変わらないことへのもどかしさ」に駆られているそうです。
大震災への日本からの支援に感激している段躍中氏の日中友好への提言にご期待下さい。
【講師の紹介】だん・やくちゅう。1958年、中国湖南生まれ。中国青年報記者を経て、1991年来日。新潟大学大学院博士課程修了。1996年から在日中国人の活躍情報を紹介する「日本僑報」を創刊。1999年、日中関係専門の出版社「日本僑報社」を設立、『中国のインターネットにおける対日言論分析』『胡錦濤の対日政策』『「氷点」停刊の舞台裏』など 160冊以上の書籍を出版。2005年1月、 日中交流研究所を発足し、日本人の中国語作文コンクールと中国人の日本語作文コンクールを同時主宰。2007年8月、東京・池袋で星期日漢語角(中国語学習サークル)を創設。
主催=連合通信社
電話 03-3454-1105 (東京都港区芝1-4-9 )
参加申し込み、連合通信社・情報懇話会担当 soshiki@rengo-news.com
[お知らせ] お話の記録と掲載などについては、主催者にご相談ください。