園丁賞を受賞された華中師範大学外国語学院日本語学部外籍教師、東哲也先生からメールをいただきました。ご紹介いたします。
はじめまして、華中師範大学外国語学院日本語学部外籍教師の東哲也と申します。
先ほど多数の学生から連絡をもらい、我校が園丁賞を受賞したと聞き、とても光栄に思います。我々華中師範大学日本語学部は武漢にあり、約200名の学生を擁します。
去年9月、日本語教師一年生として、私はこの大学に赴任してきました。今回作文を書いた学年は1年~3年が主体です。今までこのような長い文章を書いた経験がなく彼ら自身、期末試験の合間で大変であったと思いますが、今回の作文コンクール参加を通じて「自分はやればできる」と少し自信をもってくれたことが嬉しいです。「結果よりも過程を大切にする」このことが一番大切ではないでしょうか。私も学生達もこのことに気づきました。
私の学生は限られた環境の中から必死に日本の情報を得ようとしています。今回、日本僑報社からいただける書籍は本当にありがたいものです。必ず有効に活用させていただきます。この場を借り感謝の意を表したいと思います。本当にありがとうございました。
来年はさらに充実させた作文を送り、このコンクールに挑戦したいと思います。
現在私は日本語教師をする傍ら、華中師範大学中国近代史研究所修士一年の学生でもあります。今度は「日本人の中国語作文コンクール」に私が挑戦したいと思います。
彼らの教師として先輩として、無様な作文は書けません。
学生と共に一歩一歩成長していきたいと思います。
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東先生のご指摘の通り、コンクールでは「結果よりも過程を大切にする」ことを重視しています。誤字や文法など日本語に問題があってもいい、日中の架け橋としてと発信する気持ちを持ってほしい、そのため、多くの学生の参加を心から期待していました。
今回、初めてメール送付での受付に変更し不安でしたが、お陰様で過去最多の大学から応募があり、本当にありがたく思っております。応募下さった方、ご指導された先生方、ご協力下さった皆々様、厚く御礼申し上げます。