(日本僑報社 プレスリリース2008年10月22日)
史上最年少の中国特派員 中国語で発信
新しい「日中関係論」を世に問う
10月22日、日中専門の出版社・日本僑報社は、日中対訳版『
中国新思考―現役特派員が見た真実の中国1800日』を刊行した。本書は、現役の中国特派員が手がけた、新しい「日中関係論」である。
日本国内で中国関連の本があふれる中でも、本書はひと際異彩を放つ。
なぜなら、収録された原稿の大半は、まず中国語で書かれ、中国の雑誌に掲載された経緯がある。しかも、人権問題やチベット問題など中国の「陰の部分」、反日デモやギョーザ事件など日中の「敏感な問題」に真正面から斬り込んだ上で、中国人の幅広い共感を得た。この前例のない「中国生まれの中国ルポ」が今回、日本で日中対訳版として生まれ変わった。
筆者の藤原大介記者は1976年生まれ。2003年秋、「史上最年少の特派員」として、JNN(TBS系)北京支局に赴任。日中関係が激動し、中国が飛躍的に発展した過去5年間、6か国協議、安倍・福田訪中、スマトラ沖地震、第17回共産党大会、四川大地震、北京五輪などを取材するなど、中国報道の第一線で活躍した。流暢な中国語を操る、若きチャイナ・ウォッチャーである。
日本を覆う「嫌中」。中国に燻る「反日」。今年は日中平和友好条約締結30周年であり、「暖かい春の旅」と呼ばれた胡錦濤訪日後も、国民感情が冷え込んだままの日中関係。そうした閉塞状態に、新風を吹き込む瑞々しい新著。
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『中国新思考―現役特派員が見た真実の中国1800日』
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