新来中国人留学生を助ける 日本語サークル(日語角)が東京池袋に誕生
日本僑報社ガ創設した池袋日本語サークル(日語角)は、11月8日、東京西池袋公園で最初の交流会を開いた。これは2007年8月中国語サークル(漢語角)を開設して以来、もう一つ日中民間交流を促進するための試みである。
日本僑報社が創設した中国語サークルは、二年余りの実践を経て、日中両国人民から非常に喜ばれ、今までに114回の交流会を行ってきた。参加者の累計はのべ4,000人を超えた。毎回この交流会に参加するのは、日本人のみならず、日本在住の中国人も積極的に参加し、日本人の中国語学習を助け、日本人に中国の最新状況を紹介している。中国語サークルは中日民間交流の斬新的な土台として、広範囲で中日両国の関心を集め、中日のメディアにも何度も取り上げられた。
中国語サークルから交流会に参加する中国人留学生が日益しに増えてきたという状況を考え、日本人協力者の薦めにより、日本僑報社は「日本語サークル」の開設に踏み切った。これは、日本に来たばかりの中国人留学生の日本語が、一日も早く上達し、また日本における留学生活になじめるようにとの思いからである。11月8日、中国語サークルの交流会に参加した3名の日本語学校の留学生は、日本留学に至るまでの経過を紹介し、先生は彼等に中国語サークルで日本人と交流し、日本人と会話の練習をするようにと薦めた。日本人は新しく来日した中国人留学生の紹介を非常に喜び、中国人留学生の日本語学習を助けるために協力を惜しまないことを次々と表明した。又、彼等と相互に学び合うパートナーとなり、互いの外国語会話力を高めたいとの意向を示した。
紹介によると、今後の中国語サークルと日本語サークルは、同時に交流会を展開し、この活動に参加した人たちが中国語、日本語双方の言語を駆使しながら、自己紹介や討論をしていきたい。同時に来日したばかりの中国人留学生と中国留学から帰国した日本人を招いて、シンポジウムを開き、中国語サークルと日本語サークルの交流会を生き生きとしたものにしたいとしている。
中国語サークルの創設者であり、日本僑報社編集長、日本湖南人会会長である段躍中氏は次のように述べている。中国語サークルの成功は、在日中国人及び日本人の多大なる支援の結果に寄るものである。それ故に、「日本語サークル」を開設し、日本人の特徴を活かしつつ、来日したばかりの中国人留学生に日本語会話のサービスを提供すること、これは正に中日友好の為の活動である、更に多くの中国人、日本人が積極的に参加することを期待すると。