
故敦煌文物研究所名誉所長常書鴻氏の息子さんである在日中国人画家・研究者の常嘉煌氏及び弟さんの常嘉皐氏を囲む会は、6月29日夜東京で開催された。呼びかけ人の一人である日中協会理事長の白西紳一郎氏が司会役を務めた。訳30人の日中両国の関係者代表が参加した。

今回の会合の目的は日本語版『常書鴻自伝』出版記念会に関する準備懇親会である。NHK出版から同書を5月に刊行された。内容紹介は以下の通りである。中国の世界遺産第1号、敦煌莫高窟。その華麗な仏教壁画や彫塑の保存修復に生涯を捧げた画家、人呼んで「敦煌の守護神」の自叙伝。生誕100年記念翻訳出版。
常書鴻氏は、1904~1999年。中国・杭州生まれ。画家。中国国家文物委員会委員、中日友好協会理事、中国文学芸術界連合会理事を歴任、敦煌文物研究所名誉所長。