「ヤオ族伝統文献研究国際シンポジウム」というタイトルの研究会ですが、2009年8月16日に、長沙で「2009年湖南瑤族伝統文化研討会」を開いたヤオ族伝統文化の研究で、日本学術振興会から科学研究費補助金及びトヨタ財団からの研究費助成で、2008年―2013年までの5年間の研究です。

神奈川大学ヤオ族文化研究所所長で同経営学部教授の廣田律子先生(写真右)が中心となって長く現地調査をしてこられています。

中国からは、湖南省文学藝術会聯合会副主席で、湖南省民間文芸家協会主席の張勁松研究員(湖南常寧)と、祭司の趙金付さん(湖南永州市藍山県)と書表師の馮栄軍さん(湖南永州市藍山県)(写真2010112301)が招聘されてきており、研究発表(張、写真2010112302)と実演(2010112303)をされました。同大学の蔡文高文学博士は通訳(写真2010112302、福建龍岩、厦門大学出身)と研究発表をしました。

同大学の副学長がご挨拶、来場の研究者は30人ちかくおり、ヤオ族の言語を研究されている千葉大学の田口教授と東大大学院生の濱田君も出席した。永州市出身の日本湖南人会副会長朱新建、愛知学院大学外国人教師も、出席しました。