2008年6月、中国開国以来、中国風に古以来の表現にしたがえば、堯舜以来特定の中国大陸の一学校のある学年全員が一度に国外へ旅行したのは今回の北京四中が初めてである。
高校2年生総勢約300名、大阪行き東京行きの二班に分かれたが、主力組約200名は東京であった。その東京組全員が我が慶應義塾高等学校を訪れた。
北京四中が我が校を訪れたのは、1990年代から強く我が校と交流を希望されたという経緯がある。その交流は姉妹校として交流を結ぶというまでには至っていないが、その往来は細々とではあるが現在も続いている。今後はできれば中国の最も優秀だと言われる生徒をおびただしい数で輩出してきた北京四中と一段と進んだ両校の関係が結ばれることを願ってやまない。
実際のこのときの一学年全員規模での修学旅行での交流が全中国で第一回目となったわけだが、その初回からして向学心に燃える四中の生徒は我が校の生徒と熱心に交歓し、その熱情に我が校の生徒は大きな刺激を受け啓発された。
その後の日中両国のそれぞれの国に対するものの考え方など、最も多感な時期に同年代のしかも優秀な学生同士が交流することは大変意義のあることだと改めて感じられた。
両校の生徒のみならず、今後ますますこのような機会が日中間で増え参加する生徒が多くなれば、明日の日本を、明日の中国を背負ってゆく生徒のためになると確信される。
2011年7月吉日
元慶應義塾高等学校教諭 人見 豐
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