日本僑報社の最新刊である『
日中体験的相互誤解』は、8月7日付の東京新聞書評欄に紹介された。紹介文は次のとおりである。この場を借りて関係者の皆さんに深くお礼を申し上げます。
●『日中体験的相互誤解』千葉明著
外務省の現役外交官が中国人との付き合いの中で感じた違和感を本音でつづった。謝罪とお詫び、加害者と被害者、靖国と戦争観など、考え方の相違点を論じている。誤解を互いに指摘し合うことが相互理解の第一歩だという信念と、「未来史を共に創造するために」との熱い思いが表れている。国交回復以来、最悪といわれる日中関係の改善を真剣に考えるヒントとなる。全文中国語訳付き。(日本僑報社・一三〇〇円)