中国人の日本語作文大会 首相補佐官が最優秀者と面会
末松義規首相補佐官(東日本大震災復興対策担当)は9日午後、首相官邸で第7回「中国人の日本語作文コンクール」最優秀賞受賞者の胡万程さん(北京国際関係学院日本語学部)と面会した。末松氏はコンクール主催者、受賞者、参加者全員が今後も努力を続け、日中両国民の友好交流と日中国交正常化40周年のため、さらなる貢献をしていただきたい、と激励した。人民日報のウェブサイト「人民網」が伝えた。
末松氏は長年にわたり「日本僑報社」(東京都豊島区)が主催する「日本人の中国語作文コンクール」「中国人の日本語作文コンクール」を積極的に支援しており、3年前よりコンクール運営委員を務め、「日本人の中国語作文コンクール」授賞式で授賞、祝辞を述べた。
末松氏は同日、「日本僑報社」から「中国人の日本語作文コンクール」の説明を受け、「コンクールは日中両国民の相互理解を積極的に促します」と高く評価、中国の若き受賞者をあたたかく称えた。胡万程さんは末松氏に対し、「お忙しい中、お会いしていただき、ありがとうございます」と述べ、「今後も努力を続け、中日交流のために貢献してゆきます」と流暢な日本語で抱負を語った。
第7回「中国人の日本語作文コンクール」は「日本僑報社」「日中交流研究所」(東京都豊島区)が主催した。今大会には中国27省・自治区・直轄市、171校から3127作品が寄せられ、厳格な審査の結果、胡万程さんが最優秀賞に輝いた。昨年12月9日、丹羽宇一郎駐中大使が北京の日本大使館で胡万程さんに「日本大使賞」を授与した。
「日本僑報社」の招きで、胡万程さんは8日から日本を訪れている。中野譲衆院議員(外務大臣政務官)、近藤昭一衆院議員(日中友好議員連盟幹事長)、菊田真紀子衆院議員(外務大臣政務官)、林芳正参院議員(日中友好議員連盟事務局長)らも胡万程さんと面会した。(編集HT)
「人民網日本語版」2012年2月10日
http://j.people.com.cn/94473/7726189.html