昨日の地震はまたすごかったですね。キーボードを叩きつつ、心配しながら揺れがおさまるのを待ちました。数十分後、中国のホームページを見たら、地震のニュースが速報で掲載されていました。夜10時頃には上海の解放日報社から電話があり、地震の様子や現地市民の被害、華僑華人や留学生たちのことなど、いろいろ聞かれました(今朝のネット版朝刊に、その取材内容が掲載されています)。中国のメディアが隣人・日本の地震をこんなに気にかけることなどこれまでなかったのではないでしょうか。大変嬉しく頼もしく思いました。こういったマスコミ関係者の積極的な姿勢を評価すべきだと思います。
マスコミを評価すべき、と思うことがもう一つありました。それは、香港のテレビ局が企画した日中大討論という特別番組です。日中の代表的論客が、それぞれ2人出演して、いろいろな問題についてホンネで討論しこれを生放送したのです。このような番組は初めてではないでしょうか。偶然ネットでその番組を見て、大変感心しました。今度テレビ朝日でも放送されると聞き、とても嬉しく思っています。
最後に、評価したいのは、8月15日午後5時半から12までの間に放送された日中韓三国民を中心とした市民レベル討論番組です。戦後60周年にあたり、このような交流を持てたことは大変意義あるすばらしいことと感じました。意見は違っても、真剣に発信する姿勢が大変すばらしいと思います。それぞれの立場から、それぞれの説得力ある情報をどんどん発信していけば、相互理解を深めることは必ずできると、私は思います。
これからも相互理解の架け橋となるべく、情報をどんどん発信していくつもりです。一所懸命頑張ります。よろしくお願い申し上げます。
段躍中@2005.8.17午後2時40分
(
日本僑報電子週刊 第498号の編集後記より)