横浜漢語角は5月に発足1周年を迎えますが、4月から装いを改め、場所をJR鶴見駅東口(海側)1分のシークレイン再開発ビル(京急つるみ駅からも1分)に変えて、“新装オープン”しています。何やらパチンコ屋の話みたいですが、間違いなく漢語角です。駅前バスターミナル右手の瀟洒なビルの2階にある横浜市「鶴見国際交流ラウンジ」の一角を借りています。
鶴見は元は東海道53次の重要な中継点ですが、あとも米軍に貸している貯油施設があったりして、市内でも外国人の最も多い国際交差点なのです。国際交流ラウンジは外国人と市民との直接交流を図るため、横浜が市内10カ所に開設している集いの場の一つです。
22日(日)に私も新装2回目に初めて参加しましたが、ちょうど池袋漢語角からも同常連メンバーの尾崎貴生さんが参加してくれ、尾崎さんの洒脱な話しに大いに盛り上がりました。彼は東京生まれ、東京育ちの“江戸っ子”ですが、父上が中国人で、中国語は母国語並み。その彼が大学時代に1年間北京に留学した時は、初め同級生の話す言葉が「听不懂」で困ったという話。友達の話を必死で聞き、口の形を真似、表現の数々を覚えるなど、懸命の努力だったというのです。私も尾崎さんとは漢語角で1年以上の付き合いですが、日ごろ飄々とした風貌の尾崎さんとは思えない話しに驚きました。
5時に漢語角が終了した後も、ビルのわきにある駅のベッカーズ珈琲店でおしゃべりしましたが、中国語の読み方訓練の“おまけ”までやって貰い、女性含めたメンバーも大感謝でした。また、何かの話の拍子に夫人のスナップ写真を披露してくれましたが、往年の倍賞千恵子のような可憐な感じの素敵な中国人美人でした。8日の新装第1回には、池袋から北条弘史さんに参加してもらいました。次回の第3回は連休明けの5月13日午後3時です。中国人、日本人を問わず、一度、ハマの漢語角を覗いてみて下さい。段躍中先生の目指す漢語角世界の縁辺拡大のためにも、横浜に心を留めていただき、気分転換を兼ねてお越し下さい。
大家熱烈歓迎,光临。
詳しいことを知りたい方は、鶴見在住のメンバー、新中和男さんにご連絡下さい。kazuo.niinaka@air.ocn.ne.jp