
日本僑報社にとって、初めての本格的な写真集、『北京胡同―忘れられない心のふるさと』を刊行しました。この場を借りて関係者の皆さんに深くお礼を申し上げます。26日金曜日午後写真家の井岡今日子さんが、日本プレスセンタービル6階にて記者会見をします、マスコミ関係者を招待しますから、ご都合のよい方は是非お申し込みの上お越しください。
井岡今日子さんの写真展の案内を合わせて送り致します。新宿ニコンサロンで開催されます、皆さんにお勧め致します。
井岡 今日子写真展
[胡同のリビング・スペース]
9/13(火)~9/19(月)
10:00~19:00(最終日は16:00まで)
会期中無休
<写真展内容>
北京の「胡同(フートン)」は日本で言えば下町に当たり、元の時代に形成され、明と清にかけて徐々に発展してきた。
今、北京に残っている胡同は、ワインのように、時代が古いほど味わい深い。多彩な人間関係、素朴な生活の場、胡同文化は今も庶民の生活の中に息づいている。中国人は、正月や結婚式などのお祝いの時に、周囲を色とりどりのきらびやかな色彩で飾ることが大好きだ。特に、赤い色は悪い霊を排除し、喜びを増し、福を添えてくれると信じている。
今、2008年に開催される北京オリンピックを控え、高層ビルがどんどん建ち、街はダイナミックに変化している。百年前に建てられた胡同、長い歴史の刻まれた家が瞬く間に消え去っていく。
胡同という生活空間には、そこに住んでいる人たちの暮らしぶりが壁に染み込んでいる。作者は、北京の下町のごく庶民的なライフ・スタイルを作品にした。カラー40点。