2012年8月15日 (水)
終戦の日、反戦の本。
お盆時期は家で読書に限る?私には田舎がないから毎年どこへも行かず。
逆に東京は静かでいい。(笑)
先日から紹介していますが、私が題字を書いた本、入手しました。
たまたま表紙を頼まれたとはいえ、大まかには内容を把握しましたが、せっかく8.15の今日に向けて出版されたのだし、初めから読み始めました。
今まで、反戦の本らしきものをきちんと読んだ記憶がありません、何かの縁でしょう。
この本は、将校の卵のうちに太平洋戦争が始まり、入隊して見聞きし体験したことを経て、反戦思想へ。
日中戦争のみならず、さまざまな問題意識の提唱は、著者の見識の高さを感じます。
いわば"下から目線"の話だから、戦争を知らない私も興味津々で読み耽るのかも。
そして最後の方にあった次の言葉に、私は「よく言ってくださった」と!
「週刊誌の見出しもさることながら、中国の事件を報道するときのワイドショーキャスターの嬉しそうな顔を見ていると、そら恐ろしくなる。こういう世論操縦にいささかでも抵抗していくのが年寄りの最後の仕事のようだ…」
昨日今日と日本政府を試すかの如く、親しいと思っていた?韓国までが領土主張。
こんな時こそ、マスコミは国民感情を怒りで煽らぬよう願っています。m(__)m
----塚越先生、ありがとうございます。写真はhttp://musuidokugen.tea-nifty.com/makoto/