日中友好が基本であれば、「誰でも、いつからでも、無料で交流できる場所」として、毎週日曜日の午後2時~5時に、西池袋公園で行なわれている「星期日漢語角」は、9月30日(日)に第258回目の活動を行った。当日は、各方面よりの取材陣と共に、約40人(内新参加8人)の日中の来場者が集い、最近の日中情勢から身近な話題まで、幅広い話題で盛況となった。
取材陣は、①NHK[探検・バクモン](池袋北口方面の在日中国人社会や商店等を取材)のテレビクルー。②日本経済新聞社(漢語角と在日中国人を取材)。及び、③香港フェニックスTVのテレビクルー(主に在日中国人の取材)の3社が行なった。
※段先生より「鳳凰テレビは放送されました、併せてアドレスを皆さんに案内下さい」http://www.weibo.com/duanjp#!/at/weibo?topnav=1&wvr=4
日本僑報社編集長・日中交流研究所長・NPO日中交流支援機構理事長の段躍中先生、NPO日中交流支援機構の岩楯先生、漢語角実行委員の石先生・伊藤先生も、各々の立場で意見を述べた。
先週のNHK[首都圏ネットワーク](9月16日放送済)に続いての取材となったが、日中の報道陣にとって、昨今の日中政治情勢に鑑み、在日中国人社会や、それと分け隔て無く友好的に行われている「星期日漢語角」が、いかに興味深い存在であるかを示している。
午後3時からの全体会においては、1)第1回「日本人の中国語作文コンクール」の優勝者である、安藤鐘一郎氏(80歳)が、自己紹介の後、ご自身の意見を述べた。2)漢語角実行委員の伊藤先生が、中国映画会の情報について新情報を連絡した。3)漢語角実行委員の岩楯先生が、来週の港区民祭についての連絡。また昨今の状況についても解説した。
また、日中学生交流団体「freebird(フリーバード)」の関東支部代表のメンバーも来場して、日中の学生の立場で様々な意見を交換した。
当日は多くの中国人も来場し、政治や経済の関係を離れた{個人と個人の立場}であれば、如何に友好的に交流できるのかを実証した会合ともなった。
NPO日中交流促進機構 漢語角担当 理事 中村