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日本僑報電子週刊 第1095号 2013年8月21日(水)発行
http://jp.duan.jp 編集発行:段躍中(info@duan.jp)
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★『夫婦の「日中交友録」』http://duan.jp/item/155.html刊行特集★
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目次
最新刊介紹 『夫婦の「日中交友録」』(大森和夫・大森弘子著)
本書の目次
著者紹介
大森和夫・弘子夫妻の小社既刊書
中国の大学へ「最新の日本語教材」を寄贈します!
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中国の大学へ「最新の日本語教材」を寄贈します!
『夫婦の「日中交友録」』(大森和夫・大森弘子著)
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●日本語交流に捧げた四半世紀 『夫婦の「日中交友録」』
~中国の一人でも多くの学生に、日本を好きになってほしい~
◆留学生の一言がきっかけで
25年前、政治部記者として留学生問題を取材していた著者(大森和
夫)が聞いた、ある中国人留学生の一言。「奨学金をもらえないの
で、四十以上のアルバイトを経験しながら留学生活を送っている。
日本が嫌いになって帰国する留学生が少なくない。もっと日本のこ
とをたくさん知って、理解したいのに」……。彼の言葉を聞いて、
「何とかしなければ」という思いが募った。「せっかく日本に留学
して日本語を勉強している外国の若者が、日本を嫌いになって帰国
してしまうのは、日本にとって大きな損失」。
◆自宅の四畳半から始まった
「日本で学ぶ留学生や、海外で日本語を学ぶ一人でも多くの学生に、
日本を好きになってほしい」。そんな思いで、著者は半年後の1989
年に49歳で新聞社を辞め、夫婦で日本語の学習情報誌「季刊誌『日
本』」を発行、国内のほか中国など海外の大学に寄贈したのが「日
本語交流活動」のスタートだった。仕事場は自宅マンション四畳半
の「国際交流研究所」。留学生や、短期留学で日本にやって来る中
国の学生や教師たちと、時に和食を囲みながらの活発な交流の場所
になった。
◆日本語教材と作文コンクール
8年間に33号まで発行した「季刊誌『日本』」は、中国の130以上の
大学に25万冊以上を寄贈。1995年から5回の改訂を重ねた「日本語
教材【日本】」も、合計5万冊以上を寄贈した。すべて“夫婦手作
り”で、日本の最新事情を反映した内容が学生や教師の感動を呼ん
だ。さらに、「国際交流研究所」主催の「日本語作文コンクール」
は通算19回実施、学生から送られてきた「日本語作文」は19万9758
篇にのぼる。本書には、これらの教材の活用事例や、作文コンクー
ル応募者からのメッセージも多数収録している。
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●本書の目次
◇巻頭・写真……寄贈した《日本語教材》と中国の大学学生・教師
◇はじめに
◇二十五年間の歩み
【第一部】「あれこれ」
仕事場は「自宅マンションの四畳半」、「寄贈した『日本語教材』
は三十万冊」、「手作りの『日本語教材』」、初の全国規模・『日
本語作文コンクール』など
【第二部】中国の大学で《日本語教材》が活用されている様子
《第一章》
「最新版・日本語教材【日本】」―二〇一二年
「改訂版「最新版・日本語教材【日本】」―二〇一三年
豊かな日本語の世界へ
……韓福艶(安陽師範学院・河南省安陽市。学生)など
《第二章》
「朗読MP3版付「日本語教材【日本】」―二〇〇九、二〇一〇年
日本の情報がいっぱい
……于楊(遼寧師範大学・遼寧省大連市。学生)など
《第三章》
「新版・日本語教材【日本】」―二〇〇四年、二〇〇五年
大学院入試の参考書
……夏 晶(武漢大学・湖北省武漢市。教師)など
《第四章》
「大学用日本語教材【日本】」―一九九七年、一九九八年
一番新しい日本事情の本
……劉潤徳(河南師範大学・河南省新郷市。教師)など
《第五章》
「日本語精読教材【日本】」―一九九五年
新疆と日本の“虹の架け橋”……鐘響
(烏魯木斎職業大学・新疆ウイグル自治区烏魯木斎市・学生)など
《第六章》
「季刊誌『日本』」―一九八九年~一九九七年
新しい内容がいっぱい
……朴澤龍(延辺教育学院・吉林省延辺市。教師〉など
【第三部】中国の学生・教師の「メッセージ」
~「日本語作文コンクール・アンケート・手紙(はがき)・
Eメール」から~
中国人民の痛みを理解して欲しい
……朴明玉(遼寧師範大学・遼寧省大連市。学生)など
おわりに
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●著者紹介
大森和夫(おおもり かずお)
1940年生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。朝日新聞
記者(大分支局、山口支局、福岡総局、政治部、編集委員)を経
て、1989年1月、国際交流研究所を設立。
大森弘子(おおもり ひろこ)
1940年生まれ。京都女子大学短期大学家政学部卒業。
※文部科学大臣表彰受賞・国際交流功労者(2003年)
※第12回東亜同文書院記念賞受賞(2005年)
※中国日語教育貢献奨(中国日語教学研究会。2006年)
※平成18年度社会貢献者表彰(社会貢献支援財団。2006年)
※第3回かめのり賞受賞(かめのり財団。2009年)
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●大森和夫・弘子夫妻の小社既刊書
★『もう 日本を恨まない--夫婦の「日本語交流」十九年間の足跡』
http://duan.jp/item/064.html
大森和夫・弘子夫妻の「国際交流研究所」が主催した12回の「中国
の大学生、院生『日本語作文コンクール』と、2回の「中国の大学院
生『日本語作文・スピーチ・討論』コンテスト」の入賞作文から、
「日本人に読んでもらいたい」154編を掲載。受賞した学生の「今」、
手紙やメール、写真など収録する。
★『大森和夫・弘子夫妻に聞く! 中日交流“二人三脚”の二十二年』
http://duan.jp/item/104.html
大森和夫・弘子夫妻に対して、中国の二人の日本語教師が送った
120項目の質問と、大森夫妻の回答をインタビュー形式でまとめる。
22年間にわたる日本語交流活動の足跡や、活動継続の秘訣のほか、
交流のあった学生や日本語教師、関係者らのコメントも収録する。
中国の日本語学習者・教育者が夫妻に送る「感謝状」とも言える。
★『「中国の大学生」発 日本語メッセージ』
http://duan.jp/item/96.html
大森和夫・弘子夫妻の「国際交流研究所」が主催した12回の「日本
語作文コンクール」のうち、最も応募数が多く内容も多岐にわたっ
た「第12回・中国の大学生『日本語作文コンクール』の「一、二、
三等賞」に選ばれた46編の作文を収録。中国の若者の喜怒哀楽とあ
りのままの素顔、感情が溢れる「日本への熱いメッセージ」。
★『日中の絆』
http://duan.jp/item/135.html
大森和夫・弘子夫妻の「国際交流研究所」が2012年の日中国交正常
化四十周年を記念して実施した「一、〇〇〇字・提言コンテスト」
の入賞作56編を掲載。そのほか、全15回の日本語作文コンクールの
発端から開催状況、その背景、テーマや応募数、受賞者などの資料、
「日中友好」に関するアンケート調査の結果などを収録。
★『日中関係は? 中国の大学院生《日本語学習者》が熱く語る十年
後の夢と今』
http://duan.jp/item/064.html
安部首相と中国の胡錦涛・国家主席の日中首脳会談が行われた二週
間後の2006年10月21日、同じ北京で、日本語を学ぶ中国の大学院生
20人が、日本語で「日中関係」を熱く語り合った。4時間余に及んだ
「スピーチと討論」を中心に、大学院生(日本語学習者)が語った
「日中関係」の「十年後の夢と今」をまとめる。
★中国の1万2967人に聞きました。http://duan.jp/item/38.html
■中国で日本語を勉強している大学生、院生 88大学 9,183人
■中国の日本語教師(中国籍)」 77大学 467人
■日本で勉強している中国の留学生、就学生 3,317人
「日本に親しみを感じますか?」
「10年後の日中関係は?」
「日本政府に言いたいことは?」
「日本語学習で困ることは?」・・・etc.
新たな日中友好の道を探る 日中関係史上初めての一冊
●推薦者(肩書きは2002年現在)
(社)日中友好協会(会長・平山郁夫)
日本国際貿易促進協会(会長・桜内義雄)
日中文化交流協会(代表理事・白土吾夫)
日中友好議員連盟(会長・林義郎)
(財)日中経済協会(会長・渡里杉一郎)
(社)日中協会(会長・野田毅)
(財)日中友好会館(会長・後藤田正晴)
元・駐中国大使 中江要介(日中関係学会会長)
元・駐中国大使 国大使 國廣道彦(NTTデータ顧問)
元・駐中国大使 国大使 佐藤嘉恭(東京電力顧問)
朝日新聞総合研究センター主任研究員 西園寺 一晃
中国日語教学研究会会長(洛陽外国語学院教授)胡振平
遼寧師範大学副学長(教授)曲維
南開大学外国語学院院長(教授)王健宜
北京大学日本言語文化学部長(教授)于栄勝
雲南大学東方語言文学部長(教授)張正軍
山東大学外国語学院日本語学部日本語学科主任(副教授)陳紅
東北財経大学国際商務外語学院日本語教研室主任(教授)方愛郷
哈爾濱工業大学日語教研室主任(教授)耿鉄珍
★中国の大学生 2万7187人の対日意識http://duan.jp/item/017.html
【内容紹介】 中国の若者が「日本と日本人」にどんな思いを抱いて
いるか、今後の日中関係をどう見ているか、その「本音」を知ること
は、日中の「相互理解」を深め、「友好」を進める第一歩である。
日中両国の「相互理解」には、双方の政府と国民の努力が不可欠なの
は言うまでもないが、中国側の「対日意識」と、日本側(主に、政府)
の認識にどのような食い違いがあるのか、を知ることが先決である。
私どもは、十七年間、中国の大学と「日本語交流」を続けてきたが、
日本語を学ぶ中国の大学生の多くが、日本に熱いまなざしを注いでい
る一方で、自分達の思いが日本政府になかなか伝わらない苛立ちを感
じていることを知った。
中国の若者の「心のうち」を確かめて、それを日本側に伝えたい、と
考え、中国の大学生(日本語学習者)を対象に、【第一回】一九九九
年三月~六月、【第二回】二〇〇一年十二月~二〇〇二年一月、
【第三回】二〇〇四年十二月~二〇〇五年三月の計三回、アンケート
調査を実施した。回答者総数は二万七一八七人に上った。中国の大学
は九月新学年で、アンケートに日本語で回答した学生の大半が二年生
以上であり、回答者の「重複」はほとんどみられない。
今後の日中関係で大切な人材である中国の日本語学習者(大学生、院
生)・二万七一八七人の「本音」をまとめたのが本書である。
―本書の「はじめに」より
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中国の大学へ「最新の日本語教材」を寄贈します!
~日本人夫婦が独自に作成した~
改訂版「最新版・日本語教材【日本】」(252頁)
~日本語で「日本と日本人」を理解するための教材です!~
2013年8月下旬に北京の外研社から出版・寄贈は9月以降
改訂版「日本語教材【日本】の目次
【巻頭カラー写真】 写真で見る【日本】という国
【一章】東日本大震災後の日本(50頁)
一節 政治の課題と歩み
二節 日本経済の推移
三節 「少子高齢」社会
四節 教育の変遷
五節 大地震・大津波と原発事故
六節 復旧・復興への道
【二章】国の形と仕組み(18頁)
【三章】歴史(24頁)
【四章】自然(50頁)
【五章】伝統文化(28頁)
【六章】日本語(14頁)
【七章】文学(48頁)
【八章】日本人の行動様式(12頁)
【九章】和食(7頁)
一つの大学へ「20冊~50冊」寄贈します。
寄贈する冊数は全部で「約5千冊」です。
寄贈を希望される大学は、「大学・学部名、郵便番号・所在地、
担当者の氏名と電話番号」を、9月30日(月)までに、下記の
メールアドレスのいずれかにお知らせください。
khomori8@u01.gate01.com か yuraumi@yahoo.co.jp
(いずれも、大森和夫)
北京の外研社から郵送するため、上記の記載がない場合は、
寄贈できません。
※教師・学生個人への寄贈は致しません。
詳細http://nihongokouryu.web.fc2.com/
大森和夫・弘子(国際交流研究所。日本・江東区)
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