10月16日に検索した情報によると、在日中国人芸術家趙静は、第54回ミュンヘン国際音楽コンクールのチェロ部門で優勝した。読売新聞10月111日付の夕刊に 「旬の人」 として次のように紹介した。
北京生まれの新鋭チェリスト、趙静(チョウチン)さん(26)=写真=が9月、第54回ミュンヘン国際音楽コンクールのチェロ部門で優勝した。1位を簡単には出さない難関だけに、「優勝後のプレッシャーの方がむしろ大きい。素晴らしい出発点を頂け、とてもうれしい」と、喜びをかみしめる。
5歳でチェロを始め、96年に日本へ留学。2002年、東京音大などを卒業した。同コンクールで必要とされた9曲は、「演奏会で少しずつ弾きながら準備していった」。最終選考でのエルガーのチェロ協奏曲は「久しぶりの演奏で、新しいアイデアが次々と浮かんで来た」のが奏功し、栄冠を呼び込んだ。
今月、中国の実家に戻ったら、「両親と喜びを分かち合いたい」と笑みを浮かべる。12月にはギターの大萩康司と共演するなど、活動も一段と意欲的だ。