中国語を歩く 辞書と街角の考現学〈パート2〉 【最新刊】 /東方選書45http://www.toho-shoten.co.jp/toho-web/search/detail?id=4497214102&bookType=jp 素晴らしい一冊で、皆さんに推薦いたします。荒川先生、ありがとうございます。
■内容紹介
中国の街角で出会う漢字から、同じ漢字社会である日中両国の文化・習慣・考え方の違いが見えてくる。第一弾に続く第二弾では、成語の意味がどのように変化してきたか、また簡体字や常用漢字はどこからきたのかを検証する。その制定にあたっては、手書き文字の伝統が大きく関わっている。そしてまた筆者が中華圏中国語として総体的にとらえる台湾・香港の中国語に関して、現地で出会った驚き等々、研究者・教育者としての筆者の知的興味は広がっていく。
■編著者紹介
1949年、兵庫県養父郡(現養父市)八鹿町の生まれ。言語形成は大阪北摂地区。大阪市立大学大学院文学研究科中国文学専攻博士課程を修了。現在愛知大学地域政策学部教授、博士(文学)。 1990年NHKラジオ講座入門編講師、97年同応用編講師、08年同「まいにち中国語」講師。09、10年「テレビで中国語」講師。日本中国語学会評議員、中国語教育学会会長を経て、現在中国語教育学会理事。専門は現代中国語の文法と語彙、日中対照研究、近代の日中語彙交流。