
7月5日(土)午後、東京都港区麻布区民センターで開催された「第34回共に生きるみんなの歌と踊りの集い」に留学生の王彤さん、焦嬌さん、今年社会人となった劉暢さん、史シャクさん、東京漢語角メンバーの重松なほさんが会場係として会場の飾りつけや入口ゲートの作成、本番中は資機材の搬入出、終了後は後片づけにと忙しく働き、例年最後に行われるディスコタイムでは障害を持つ人たちと楽しくディスコを踊るなど参加者全員と親しく交流した。
「共に生きるみんなの歌と踊りの集い」は、港区の社会福祉協議会が主催し、区内の障害者支援施設、養護学校の皆さんとボランティアの人々による手作りのイベントで、実行委員長花田春兆氏(俳人、著述業、元日本障害者協議会副代表)を中心として今年で34回を向かえた。当実行委員会に岩楯嘉之NPO法人日中交流支援機構事務局長、星澤芳江氏が参加していることから、氏の呼びかけに応じ毎年留学生や漢語角の仲間がボランティアとして参加している。
今回も参加した王彤、劉暢さんは第31回からの参加で今回4回目、焦嬌さんも昨年に引き続いての参加と皆さん忙しい中にもかかわらず毎年のイベントを楽しみに出演者や実行委員の皆さん、ボランティアの方たちとの貴重な時間をすごした。
現在日中関係は好ましくない状況となっているが、ここ麻布区民センターの中では障害のある人もない人も、国籍は関係なくみんなが一つの目的に向かって協力し助け合う姿が見られた。会場であふれるほど感じられた他人を思いやる心、この心が今世界で最も必要とされているのではないか

