日本僑報社(段躍中編集長)は、「こんな時、こんな本――嫌中よりまず知中を」をテーマとするキャンペーンを企画しています。
これは現在、河出書房新社が提唱し、200店ほどの書店が賛同して展開されている「今、この国を考えるフェア」に弊社としても賛同するもの。
同フェアは、「『嫌中』『嫌韓』本が売れればいいと店頭に並ぶ現状に危機感を持って、多様な価値観を並べるのが書店の使命と、心ある書店が取り組んでいる」活動です。
日中関係が最悪といわれる現在、日本では隣国を批判する本や雑誌が数多く出版されています。
こうした現状に、日本の書店員からは「(隣国を批判するほうが)共助の道を模索するよりずっと楽だから」「読者は(嫌中・嫌韓本の)刺激性やわかりやすさに安心するのでは」といった販売上の悩みや問題を指摘する声も出ています(「毎日新聞」2014年7月14日付)。
このような流れがある中、弊社としても「読者の皆様には、こんな時こそ、こんな本を読んでいただき、『反中』『嫌中』だけでない多様な価値観があることを知ってほしい」「嫌中よりは、まず知中を」との思いで「こんな時、こんな本」のキャンペーンを開催したいと考えます。
同キャンペーンで推薦したい、新刊を中心とする弊社の「中国を知るための推薦図書」は以下の通り(追加中)。
キャンペーンや推薦図書に関する問い合わせなどありましたら、お気軽にご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
――中国を知るための推薦図書――(新刊中心、一回目20冊)
◆『「ことづくりの国」日本へ――そのための「喜怒哀楽」世界地図』
関口知宏 著
http://duan.jp/item/173.html
◆『中日 対話か?対抗か――日本の「軍国主義化」と中国の「対日外交」を斬る』
李東雷 著、笹川陽平 監修、牧野田亨 解説
http://duan.jp/item/171.html
◆『必読!今、中国が面白い Vol.8 2014-15』
而立会 訳、三潴正道 監訳
http://duan.jp/item/169.html
◆『大国の責任とは――中国 平和発展への道のり』
金燦栄 等著、日中翻訳学院 監訳、本田朋子 訳
http://duan.jp/item/168.html
◆『中国の“穴場”めぐり――ガイドブックに載っていない観光地』
日本日中関係学会 編著
http://duan.jp/item/167.html
◆『紅(くれない)の軍・長征史詩』
何輝 著、渡辺明次・続三義 共訳
http://duan.jp/item/166.html
◆『日本の「仕事の鬼」と中国の<酒鬼>――漢字を介してみる日本と中国の文化』
冨田昌宏 著 日本図書館協会選定図書
http://duan.jp/item/165.html
◆『中国の未来』
金燦栄 等著、東滋子 訳
http://duan.jp/item/139.html
◆『中国人の心を動かした「日本力」――日本人も知らない感動エピソード』
段躍中 編
http://duan.jp/item/163.html
◆『日中対立を超える「発信力」――中国報道最前線 総局長・特派員たちの声』
段躍中 編
http://duan.jp/item/158.html
◆『中国潮流――日中関係が困難なときだからこそ』
杉田欣二 著
http://duan.jp/item/154.html
◆『新結婚時代』
王海鴒 著、陳建遠・加納安實 共訳
http://duan.jp/item/150.html
◆『新編・中国を知るために』
篠原令 著
http://duan.jp/item/103.html
◆『新中国に貢献した日本人たち』
中国中日関係史学会編、武吉次朗訳
http://duan.jp/item/57.html
◆『続 新中国に貢献した日本人たち』
中国中日関係史学会編、武吉次朗訳
http://duan.jp/item/021.html
◆『中国への日本人の貢献』
段躍中 編
http://duan.jp/item/092.html
◆『中国のエリート高校生日本滞在記』
張雲裳 人見豊編著
http://duan.jp/item/118.html
◆『中国東南地域の民俗誌的研究』
何彬 著 第16回華人学術賞受賞作品
http://duan.jp/item/144.html
◆『中国都市部における中年期男女の夫婦関係に関する質的研究』
于建明 著 第15回華人学術賞受賞作品
http://duan.jp/item/144.html
◆『移行期における中国郷村政治構造の変遷』
于建嶸著、徐一睿訳、寺出道雄監修
http://duan.jp/item/119.html