
日本僑報社が今年刊行した翻訳関係の書籍(9点)は、以下の通り(刊行順)。
(1) 『中国のグリーン・ニューディール―「持続可能な発展」を超える緑色発展」戦略とは―』 胡鞍鋼著、石垣優子・佐鳥玲子訳
http://duan.jp/item/134.html
世界的な経済危機を乗り切るため、自然エネルギーや地球温暖化対策に公共投資し、雇用や経済成長を生み出そうとする「グリーン・ニューディール」政策が国際的な潮流となっている。その中国的実践である「緑色発展」戦略の理論的根拠と、中国の歴史的発展に即した歩みを分析する。
(2) 『日中中日翻訳必携・実戦編』 武吉次朗著
http://duan.jp/item/160.html
好評の日中翻訳学院「武吉塾」の授業内容が一冊に! 実戦的な翻訳のエッセンスを課題と訳例・講評で学ぶ。2007年刊行の『日中・中日翻訳必携』の姉妹編。
(3) 『紅(くれない)の軍・長征史詩』 何輝著、渡辺明次・続三義訳
http://duan.jp/item/166.html
中華人民共和国成立につながる共産党軍の歴史的転戦「長征」について、中国の若き文学者が心血を注ぎ書き上げた叙事詩「長征史詩」より、重要な十篇を日本語化。日本語訳と原詩を併録。
(4)『必読!今、中国が面白い Vol.8 2014-15』 而立会訳、三潴正道監訳
http://duan.jp/item/169.html
中国人も知らなかった最新の中国事情を日本にいながら知ることができるシリーズの第8弾。過去一年間に『人民日報』に掲載された記事から、急激な発展を遂げた中国で次々と起こる問題や社会現象をとりあげた興味深い60編を日本語訳し、15分野にカテゴライズして紹介。
(5) 『大国の責任とは―中国平和発展への道のり』 金燦栄著、本田朋子訳、日中翻訳学院監訳
http://duan.jp/item/168.html
中国で国際関係学のトップに立つ著者が、ますます関心が高まる中国の国際責任について体系的かつ網羅的に解析。世界が注視する「大国責任」のあり方や、その政策の行方を知る有益な1冊。
(6) 『人民元読本―今こそ知りたい!中国通貨国際化のゆくえ』 陳雨露著、森宣之訳、日中翻訳学院監訳
http://duan.jp/item/147.html
世界経済が新たな発展ステージへと向かう中、中国経済と通貨の発展こそが世界の繁栄を導く!日本人にとってもその基礎知識をマスターし、対中ビジネスのスキルアップを図り、世界経済のトレンドを知ることのできる中国経済金融の注目テキスト。
「人民元に関する最も体系的かつ権威的解説」と、関志雄氏(野村資本市場研究所シニアフェロー)が推薦。
(7)『ところてんの歌』(日中対訳版)8.15シリーズ 鶴文乃著、大隈博訳
http://duan.jp/item/175.html
世界は、「死ぬも地獄、生きるも地獄の核戦争の不幸」を、三度繰り返さない覚悟を! 大地を砕く原子爆弾の衝撃の中、病気の母親のために買い求めたところてんが入ったアルミのボウルを、死んでも手放さなかった少女! 戦地のアジアから無事帰還した少女の父親は、全ての家族を奪われた悲しみと自分がアジアの人びとの幸せを奪った後悔に苛まれながら、核に汚された長崎の地で生きなければならなかった!
(8) 『中日 対話か? 対抗か? 日本の「軍国主義化」と中国の「対日外交」を斬る』
李東雷著、笹川陽平監修、牧野田亨解説
http://duan.jp/item/171.html
「日本を軍国主義化する中国の政策は間違っている」。事実に基づき、客観的かつ公正な立場で中国の外交・教育を「失敗」と位置づけ、大きな議論を巻き起こした中国人民解放軍元中佐のブログ記事を書籍化。
「現実には中国にも多様な意見があることを示す一文として熟読させてもらった」と笹川陽平氏(日本財団会長)が推薦。
(9) 『中日関係大事総覧』 陳錦華編著、遠藤茂訳
http://duan.jp/item/159.html
中国人民政治協商会議全国委員会(全国政協)の元副主席で、中国企業連合会名誉会長、ボアオ・アジア・フォーラムの中国首席代表などを歴任、旭日大綬章を天皇陛下から直接授与された唯一の中国要人がまとめた中日重要関係史。
宝山製鉄所など鉄鋼・石油化学のプラント関係、円借款プロジェクト等にかかわり「日本と非常に深い縁を有している」と述懐する編著者が、2000余年にわたる両国関係史を年代記の形で総括した。