本日受け取った掲載紙によると、2月28日付け読売新聞英文版において、日本僑報社出版『「御宅」と呼ばれても』(第10回中国人の日本語作文コンクール受賞作品集)と受賞者の陳さんが紹介された。
この記事は、読売新聞(1月12日付)の文化特集面「ポップスタイル・クール」に掲載された記事の英訳版。
記事は「中国御宅(オタク) 愛日本動漫(アニメ)」と題し、本書に対して「随所に日本のアニメやマンガへの賛辞があふれる」と評価している。
さらに作文の中で、日本アニメの人気は「日本人の真面目さと関係があるのかも」と書いた陳舸さん(第10回コンクールで3等賞受賞)を取材。
浙江省の大学で学んでいたころに応募し、現在は日本の城西国際大学に留学中の陳舸さんは、アニメが「細かいところまで念入りにつくられ」ており、ファンの代表といえるお宅族も非常に真面目で、「中国でも、彼らの影響を受けて、まるでお宅のようにアニメに熱中する人も増えてきた」と中国のアニメファン事情を紹介している。
読売新聞は昨年9月22日付の同じ「ポップスタイル・クール」面でも、中国人の日本語作文コンクール(日本僑報社・日中交流研究所主催)や日本僑報社の特徴的な出版物を大きく紹介。
http://jp.duan.jp/whatsnew/2014.09.22-yomiuri.htm
記事の中で、段躍中編集長は「中国の若者の間での日本のサブカルチャーの影響力を思い知った」と語り、第10回日本語作文コンクールのテーマの1つを「ACG(アニメ・コミック・ゲーム)と私」にしたことなどを強調している。