このほど中国・北京で開催された国際ブックフェア「2015北京国際書展及び第22回北京国際図書博覧会(BIBF)」(8月26~30日、中国国際展覧センター:順義新館)に出席し、進化する中国出版産業の「いま」に直に触れてきました。
会期中、日本僑報社は中国側の「中国人民大学出版社」との共催で、弊社の最新刊『中国式コミュニケーションの処方箋』の刊行式と記者会見を行いました。
本書は、中国の元政府高官で、メディアと外交のプロである、趙啓正(ちょう・けいせい)氏と呉建民(ご・けんみん)氏による著書『正見民声』(中国人民大学出版社刊)の初めての日本語版です。
高名な2人の著者を迎えての式典には、出版関係者のみならず一般参加者も多数集まり、日本の出版物への関心の高さがうかがえました。2人の著者には、「日本語版の装丁やレイアウト、良質な用紙といった制作面はいずれも優れており、非常に満足している」とのありがたいお褒めの言葉をいただきました。また中国側出版社からも「今後、制作の見本として活用したい」との評価をいただき、微力ながら日中出版交流の一翼が担えたか(?)と喜んでいます。
今号のメルマガは、この北京国際ブックフェアの報告特集です。詳しくは以下の記事をご覧ください。
全文http://archive.mag2.com/0000005117/20150902150227000.html
※写真は王蒙氏と段躍中、8月26日北京撮影。関連報道は下記の人民網日本語版の記事をご覧下さい。
第9回茅盾文学賞受賞作品「這辺風景(王蒙 著)」の、ポーランド、エジプト、ロシア、韓国、日本各国の版権調印式が26日、北京国際図書博覧会で行われた。同書の日本語版は来年、日本僑報社から創立20周年の重点図書として出版される。中国青年報が伝えた。http://j.people.com.cn/n/2015/0828/c94473-8942676.html