○ 今日2015年9月9日、本メールマガジン(メルマガ)は創刊1199号を迎えました。9月9日は、中国の毛沢東主席の命日で、今年は没後39年となります。中国で縁起のいい「9」の数字が5つも重なったことに先ほど気がつき、正直なところ驚いています。
このメルマガは1998年に創刊してから今年で17年となり、日中関係におけるメルマガでは最も息の長いものになると自負しています。「9」の数字にあやかって、これからも「永久(9)」に続けていけるよう、頑張りたいと思います。
○ 今号のメルマガは、中国で日本語を教える教師を対象に初めて募集した「私の日本語作文指導法」に関する特集です。8月末の締め切りまでに14本の優れた体験談が寄せられました。
以下に、14本の全文を掲載したサイトページのアドレスをご紹介しました。日本語教師の方々をはじめ、多くの皆さんにこの貴重な体験談を共有していただきたいと思います。
○ 以下の記事でもご紹介しましたが、歴史ある経済専門誌、週刊『エコノミスト』(毎日新聞社)の最新号(9月7日発売、9月15日号)の「ワイドインタビュー 問答有用」に、段躍中のインタビュー記事が大きく掲載され、大変うれしく思っています。
http://duan.jp/news/jp/20150907.htm
http://jp.duan.jp/whatsnew/20150915economist.jpg
来日して24年、多くの方々にお世話になりました。なかでも来日当初、初めてアルバイトをした際に、バイト先のおじさんが日本語のわからない私に、義理もないのに懇切丁寧に日本語を教えてくださった。その優しさは今でも忘れられません。そのことが民間交流を大事に思う、私の人生の原動力となっています。何か大きな困難に出遭った時には、あのおじさんの笑顔を思い出し、私自身、背中を押される思いでいます。
取材・執筆された毎日新聞の隅俊之記者は、こうした私の経歴や弊社創立20年ほどの事業について、詳しくまとめてくださいました。ぜひ多くの方に週刊『エコノミスト』をご購読いただければありがたく思います。 (^^)
○日中翻訳学院が主催する日文中訳の通信講座、鄭民欽教授の「鄭塾」第9期を10月から開講するに当たり、受講生を募集しています。これに先立つ明日9月10日(木)には、「鄭塾第8期スリーリングと修了式」を弊社で開催いたします。http://duan.exblog.jp/22123971/
これまで8期にわたる日文中訳講座「鄭塾」では、対象とする受講生は、もともと中国人に多く参加していただくつもりでしたが、実際には日本生まれの日本人が圧倒的。地方の受講生も多くいました。
翻訳の中でも母国語から外国語への翻訳はとくに難しいとされますが、その難しい日文中訳に果敢にのぞむ日本人のチャレンジ精神には敬服します。翻訳を通じて、中国語の理解、中国文化の理解がさらに深まるものと信じています。
受講生の皆さんには「鄭塾」での学びを生かして、これからも良質な書籍を日本語訳、また中国語訳されることを大いに期待しています。