11月20日、慶応大学第四十七回三田祭の一環とし、インタネット放送局めでぃすた慶応主催の映像祭が午前十一時半から三田キャンパスの南校舎に開催された。
上智大学中国人留学生林一戎さんの初作品「三つの国境を越えて−ある中国系女性の日米体験−」をはじめ、一次審査(インタネット投票)の上位三作品が上映され、審査員による全作品の講評と授賞式が行われた。
林さんの作品は日本僑報社により出版されたエッセイ「
三つの国境を越えて」をベースとし、著者の一人の丁亦行さんにインタビューし、マスコミに注目されてないマイノリティとしての在日中国人二世のアイデンティティをドキュメンタリーの形で伝えた。そのユニックな視点が審査員に評判され、今度の映像祭のグランプリを受賞した。
映像祭詳細:
http://mwr.mediacom.keio.ac.jp/medista/icf2005/
応募作品リスト:
http://mwr.mediacom.keio.ac.jp/medista/icf2005/list.php