課題と訳例・講評で学ぶ『日中中日翻訳必携 実戦編Ⅱ』が刊行決定しました。来年2月から発売する予定です。本日、その表紙を作ってみました。
日本僑報社の発表によると、日中翻訳学院「武吉塾」の授業内容を凝縮した「実戦編」の第2弾となる武吉次朗著『日中中日翻訳必携 実戦編Ⅱ』が、同社から刊行されることが決りました。
【内容紹介】『日中中日翻訳必携』(2007年)、『日中中日翻訳必携 実戦編』(2014年)に続く好評シリーズ最新刊!
冒頭の「『翻訳調』から抜け出るコツ」では、「そのまま新聞に掲載できる」レベルの訳文であるための注意点を、日本語・中国語の特徴を踏まえて解説。実際の課題に取り組む前に最適なチェックリストとなっている。
課題は全36回。「中国社会」「中国経済」「中国政治家」「中国法規」「日中交流」「日本」「世界」「女性」「風景」「会話体」の10分野からなり、様々なトピックや文体がバランスよく学べる構成となっている。課題文は主に近年の新聞・雑誌・ネットから採録し、翻訳を学びながら自然に中国の社会・文化についての理解を深めることができる。
一回の課題は「課題文」「参考訳文」「講評」の三部構成。すべて実際の「武吉塾」で出題された課題文であるため、「講評」では受講者の訳例をもとに、間違いやすい点、より洗練された訳文を目指すためのポイントが、時にユーモアをまじえながら丁寧に説明されている。
「これから翻訳を始めたいけれど、自己流では不安」「実務経験もあるが、より品質の高い訳文に仕上げたい」など、中国語翻訳のプロを目指す様々な段階の方に役立つ必携テキスト。