中国関連ニュースサイト「レコードチャイナ」は、日本僑報社刊・中国人の日本語作文コンクール受賞作品集(2015年まで全11巻)に掲載された作品の紹介記事を不定期で配信している。
配信は昨年3月にスタート。最近は今年初めより、以下の記事が同社サイトや大手ポータルサイト「ヤフーニュース」でそれぞれ配信された。
・ 「『何があったらそんなに泣けるの?』=理解できなかった私は、日本人の涙を見てその意味を知った―中国人学生」(1月3日付)
http://www.recordchina.co.jp/a125610.html
・ 「『戦争の意義って何?』=日本のアニメ『ガンダムSEED』を見て深く考えるようになった―中国人学生」(1月4日付)
http://www.recordchina.co.jp/a125593.html
・ 「日本人と中国人は、『無関心のウイルス』に感染している―中国人学生」(1月5日付)
http://www.recordchina.co.jp/a125598.html
・ 「『中国人がこんなに付き合いやすいとは思わなかった』=日本人のバイト仲間の言葉に複雑な思いがした―中国人学生」(1月8日付)
http://www.recordchina.co.jp/a125608.html
その中で「戦争の意義って何?」は、第10回中国人の日本語作文コンクール(2014年)で最優秀賞(日本大使賞)を受賞した上海・東華大学の姚儷瑾さんの作品。中国でも人気の日本のアニメ・コミック・ゲーム(ACG)をきっかけに戦争や日中関係について深く考えるようになったという姚さんは、ACGを通じた新たな文化交流の可能性について訴えた。
また「何があったらそんなに泣けるの?」は、浙江農林大学の楊娟さんの作品(2013年)。
半年間の留学でありながらも中国の友人をたくさん作り、中国を深く理解した日本人留学生、神崎さんとの心の交流を通して「友情は愛情より力強く国境を越えられる。神崎さんとの厚い友情はずっと大切にして生きていきたい。さまざまな問題でぎくしゃくしている中国と日本の方々に、この気持ちを伝えたい」(要旨)と楊さんは力説した。
レコードチャイナからは、今後も日本語作文コンクール受賞作品集の作品が随時配信される予定。どうぞご期待ください!
※ レコードチャイナが配信した「中国人の日本語作文コンクール受賞作品集」関連記事一覧は、こちらからご覧いただけます。
http://bit.ly/1PS2Bap