この日本語作文コンクールは2005年にスタートし、今年で第12回を迎えました。これまでに中国各地の300校を超える大学・専門学校などからのべ約2万8000人が応募し、佳作賞までの各賞受賞者はのべ1200人を超えています。
受賞者たちの中には現在、日中両国の経済、文化、科学技術など各分野の最前線で活躍している人も数多くいます。
もしかすると学生の皆さんの周りにも、大学の先輩などに受賞経験者がいるのではないでしょうか?
そうした先輩たちが今、大学や社会において、どんな分野で活躍しているか。まずは彼らの現在の活動やその活躍ぶりに注目いただき、それをご紹介ください。その上で、先輩から学んだこと、そして先輩を超えるにはどうしたらいいか、などを独自の視点・観点でまとめてください。先輩の受賞作に改めて目を留めたり、先輩に直接話を聞いたりするのもいいでしょう。また「先輩」とは、受賞者であれば抽象的な概念としての「先輩」でもかまいません。
「先輩に学び、そして超えるには?」の作文を書くことは、日ごろの日本語学習のモチベーションを高めるだけでなく、その作品は中国全土で日本語を学ぶ学生たちのよい参考になることでしょう。
なお作文コンクール事務局は2015年末より、過去の受賞者を対象にした作文「私と日本語作文コンクール」を募集しています。受賞者たちの作文コンクールとのかかわりから、これまでの成長過程、近況までがわかる内容を求めたものです。この作文は随時、日本僑報社HPに掲載していく予定ですので、こちらもどうぞご参照ください。