○ 前述した某大学の学生たちには、弊社HPの「中国人おもてなしの必読書」ページでもご紹介した篠原令著『新編・中国を知るために』を読んでもらい、その上でアンケートを取りました。本書は、中国との交流を40年余り続ける著者が、自身の経験をふまえ中国の実像を紹介したエッセイ集です。
※ 「中国人おもてなしの必読書」ページ http://jp.duan.jp/omotenashi.html
※ 篠原令著『新編・中国を知るために』 http://duan.jp/item/103.html
アンケートの回答用紙には「日本の反中も中国の反日も、報道や教育の仕方で考え方が大きく変わると感じた」「(日中は)もっとお互いの声に耳を傾け、対立する主張の中でも、どこかで折り合いをつけながら、良好な関係を築くべきだと思う」「自分も1人の日本人として積極的に中国文化について調べたり、中国の人と関わりを持ったりしたい」などの意見や感想がありました。
その多くが中国や中国人に対して「自らもっと知りたい、関わりたい」という積極的な声でした。
若い学生はもちろんのことですが、中国・日中関係のこのような良質な図書は広く知られていないのが現状です。
中国からの訪日客が増えている今、本当の中国や中国人を知るためにも『新編・中国を知るために』など弊社イチオシの刊行物を、改めて推薦させていただきたいと思います。
――本日に配信した日本僑報電子週刊第1227号より