【日本僑報社発】このほど中国湖南省などを訪問した千葉商科大学の島田晴雄学長は、
米ニュースサイト「ハフィントンポスト」の日本版ブログページに「湖南省の旅」(4月19日付)と題するレポートを発表した。
島田学長は、中国南部の湖南省が政治革命の発祥地、経済と文化の中心地として、毛沢東や胡耀邦、朱鎔基など「多くの指導者を輩出して中国の近代化をリードしてきたところ」などと紹介。その上で「この旅ではいくつもの発見があった」として、省都・長沙が「かつて私が留学した頃の最盛時のシカゴを思わせる活況」であったこと、「人々は日本に親近感と興味をもっており、メディアが伝える冷却した日中政治関係とは別世界の日常の現実を体感させられた」ことなど貴重な見聞を報告した。
さらに「極めつけは、私が講演の機会を得た湖南大学の学生諸君の対応、反応」だったとして、「世界諸国の学生に接してきた私は、彼らの優秀さ、分析力と理解力、積極性は、おそらく世界第1級と言える」と高く評価。
「多くの問題をはらむ中国だが、こうした人材を育てている事実が将来、何を意味するかを私達は率直に理解しておくべき」「湖南省は、上海や北京にはない、活力と息吹き、伝統と誇り、そして生活感があり、やがて世界の大国になろうとする中国のあたりまえの力強さを実感させてくれたように思う」などとその深い印象を伝えていた。
※「湖南省の旅」
http://www.huffingtonpost.jp/haruo-shimada/trip-to-hunan_b_9725640.html
(レポートは続く)