前号に続いて今号でも、経済学者の島田晴雄先生(千葉商科大学学長)の中国湖南省訪問に関する報告をしています(下記参照)。
島田先生が帰国後、米ニュースサイト「ハフィントンポスト」の日本版に発表された湖南レポート(2回連載)には、読者が賛同を示す「いいね!」や「シェア」の数がかなり多くついています。
また今回の湖南訪問では、省都長沙で購入した中国茶の代金を多く払いすぎていたものの、それを知らずに日程通り現地を離れたある団員に、店側が中国のネット送金サービス「電子紅包」を通じて差額を返金するという、感動的な出来事もありました(下記参照)。
この出来事は地元メディアにより報道され、それが他メディアのサイトにも多く転載されました。
その記事を、私が教える日本の某大学の学生に読んでもらいましたが、みな一様に(差額が無事戻ったことに)驚いたり、中国の便利な送金システムに感心したりしていました。
※ 人民網日本版サイト転載http://japan.people.com.cn/n1/2016/0421/c35467-28294254.html
このような1つひとつの体験エピソードが、日中間における真の理解を深めることを実感しました。
小さな話題かもしれませんが、私たち訪問団一行にとっては心温まる実際の出来事でした。日本のメディアにも、どんどん取り上げていただければ、ありがたく思います。