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日中関連の本を出版する日本僑報社代表、段躍中さん(58)は来日した91年の東京を懐かしむ。「大家さんも近所の人も親切で大事にしてくれた」。その後、自分たちを見る目が変わったのは政治とマスコミのせいだと言う。「中国経済が強くなったのは日本の援助のお陰なのに中国人は感謝せずに恩知らずだとか、沖縄・尖閣諸島の問題がしつこく報じられ、中国人が悪いように思われている。中国人のマナーの悪さを笑うテレビ番組もある。確かに人口13億人の中にはマナーが悪い人はいるが、全体としては向上しています。問題ばかり見るのは、私たちと接しない日本人では」
段さんは、日常生活で嫌な目に遭うことはあまりないが、不動産関係の外国人差別を感じている。業者間で賃貸物件の情報を流す不動産サイトで中国人を拒否する記述を見たことがあるからだ。
※出所http://mainichi.jp/articles/20160627/dde/012/040/003000c