水曜日に日中中日翻訳フォーラム第28号を配信しました。私は下記のような「編者より」を書きました。
今号のメルマガ「日中中日翻訳フォーラム」でもご紹介しましたが、先ごろ、東京の八重洲ブックセンター本店で開かれた小社刊『新疆世界文化遺産図鑑』の主編・小島康誉先生の講演会で聞き手役を務めてくださった本田朋子さんは、本書が3作目の翻訳書となりました。本田さんは僅かこの3年で3冊の翻訳本を出されたほか、現在すでに新しい翻訳作品にも取り組んでおられます。素晴らしいご活躍で、大変うれしく思っています。
同じく日中翻訳学院修了生の東滋子さんもこのほど、翻訳を担当された豊子愷児童文学全集第4巻『小さなぼくの日記』(小社刊)を出版されました(下記参照)。
これは東さんにとって『中国の未来』(同)に続く2作目の翻訳本で、前回の専門的な研究書から今回のやわらかい文学作品へと翻訳の幅を広げられています。心から「おめでとう!」と祝福したいと思います。
まもなく7月30日に開催する日中翻訳学院・武吉塾第16期公開セミナーでは、『中国人の価値観』(同)刊行記念講演会を先ごろ八重洲ブックセンターで開かれた同書訳者の重松なほさんにもご登場いただきます。
前述の本田さんと東さん、そして重松さんには、翻訳体験談のほか、講演会で感じたことなども披露していただく予定です。このようにベテラン翻訳者が集まる貴重な機会となりますので、皆さんぜひご参加ください!!