8月16日付の朝日新聞地域面に、滔天会主催の宮本雄二・元中国大使講演会案内が掲載されました。ありがとうございます。
アジア解放という大志を抱き、中国の辛亥革命(1911年)を支えた日本の革命家、宮崎滔天(1871-1922年)の意志を汲む、民間の日中交流の集まり「滔天会」の文化講演会が8月20日(土)午後、東京・東池袋の「豊島区民センター」で開催されます。
今回の文化講演会は、元中国大使で日本日中関係学会会長、宮本アジア研究所代表の宮本雄二先生をお迎えし、「これから日中双方がなすべきことは何か」について語っていただきます。
宮本先生は、日本日中関係学会編の「若者が考える『日中の未来』シリーズ」の学生懸賞論文集『日中間の多面的な相互理解を求めて』、『日中経済交流の次世代構想』の監修を務められたほか、ガイドブックにはない中国各地の名所を紹介した同学会編『中国の“穴場”めぐり』に「まえがき」を寄せられています(いずれも日本僑報社刊)。
日時や会場などの詳細は、下記の通り。
■滔天会文化講演会■
日 時:2016年8月20日(土) 午後2~4時(1時半~受け付け)
場 所:豊島区民センター 第3-4会議室
東京都豊島区東池袋1-20-10
http://www.toshima-mirai.jp/center/a_kumin/
演 題: これから日中双方がなすべきことは何か
講 師: 宮本雄二氏(元中国大使、日本日中関係学会会長)
司 会: 段躍中氏(日本僑報社・日中交流研究所)
会 費: 一人¥1,000 (当日・茶菓子代)※学生無料(学生証提示)
定 員: 60名(先着順)
申込先: info@duan.jp
※ 講演会への参加希望者は、件名を「滔天会文化講演会(8/20)参加希望」とした上で、事務局メールアドレス「info@duan.jp」宛、お名前、連絡先(電話、メールアドレス)、参加人数をそれぞれ明記して、事前にお申し込みください。
●講師の言葉
「日中関係は、これから日中両国にとってだけではなく、この地域全体にとってますます重要になってまいります。とりわけ若い世代の皆さんの果たす役割は大きいものがあります。若い世代の皆さんが、日本と中国ないし東アジアの関係に強い関心を持ち、よりよい関係の構築のために大きな力を発揮していただきたい」――2016年刊行の『日中経済交流の次世代構想』まえがきより
●講師略歴:宮本雄二(みやもと ゆうじ)
1969年京都大学法学部卒業後、外務省入省。以降3度にわたりアジア局中国課に籍を置くとともに、北京の在中華人民共和国日本国大使館駐在は3回を数える。90年から91年には中国課長を、2006年から10年まで特命全権大使を務める。
現在は宮本アジア研究所代表、日中友好会館副会長、日本日中関係学会会長。