日本語版序文
第一部 「五〇後、六〇後」の日本観
一衣帯水を隔てて立つ朝がすみ/周志興
日本に関する三つの理解できないこと/孫 凱
五年間の断想 別の観点から見た日本/馬暁霖
父の日本と私の日本/楊錦麟
「六〇後」が見てきた日本とは/張力奮
第二部 他山の石とする
近くて遠い日本/李 礼
五輪の旗の下、東京は北京に何を語るか/関 軍
日本の公共テレビ局 NHKを取材して/包麗敏
一四〇年間「腐敗」しない組織 日本赤十字社/陳 海
日本のひとしずく 震災ボランティアのこと/林楚方
二度と帰らぬ日々に 四年半後の被災地に立つ/章 弘
日本的風俗営業/徐春柳
唐代老人漂流記 唐招提寺で思いを巡らす/張発財
第三部 百聞は一見にしかず
日本漫歩 二〇世紀初頭に思いを馳せ/許知遠
馬を走らせ花を見て日本を語る/朱学東
日本を越えるために/石述思
日本で静かに静を考える/劉新宇
黄昏どきのほの暗さを含んで/巫 昂
路地の東京、風景の新潟/楊 瀟
日本、異邦人のノスタルジーを誘うところ/封新城
見出された郷愁 日本随想/賈 葭
現代日本の「上山下郷」 農村に移る若者たち/張 傑