<例 会 案 内>
新 春 日中公開フォーラム
第226回例会のご案内
東アジアサミットで同席しながらも、ついにこの一年間、日中両国首脳の会談も交流もなかった2005年。
中国経済は引き続き高度成長を続けながらも、国内の経済格差はさらに拡大し、その象徴とも言うべき「農業、農村、農民」の「三農問題」に加え、中国経済の発展を底辺で支える「農民工」の戸籍問題が大きくクローズアップしてきています。
一昨年来中国で好評裡に放映されていたテレビドラマ「共和に向かって」が突如中止にいたったのは、清朝の崩壊から「共和制」へ向かう流れに共鳴する視聴者の動向が、当局の意向に沿わなかったともみられています。
WTO加盟5年目の2006年、中国は国際競争力のない農業や自動車産業などを「外圧」で改革、グローバル化を果たそうとしていますが、その実態はいかがなものでしょうか。
フォーラムの第一部では、安室先生の「WTO」についての分析と解明、李先生の編集によるドラマの上映などを通じて、今後の日中間の経済交流の動向とそれに関わるひとたちの取り組み方などを歴史の流れのなかで示唆していただけるものと存じます。
第二部では講師を囲んでの会食フリートーキング。折から当日は春節の前夜、裃を脱いで大いに「日中交流」の花を咲かせることにしましょう。
是非々お誘い合わせの上、多くの方々のご参加をお待ちしております。
◆と き:2006年1月28日(土)
第一部 PM1:15~4:45
第二部 PM5:30~7:30
◆ところ:第一部 情報文化プラザ(神戸情報文化ビル)
エコール・マリン3F(JR神戸駅南5分)
神戸市中央区東川崎町1-5-7
TEL0120-336-777
第二部 中国料理 天安閣
アークプラザ゙8F(JR神戸駅北2分)
神戸市中央区多聞通3-3-1
TEL078-341-0002
◆会 費:第一部 主催団体会員 無料、その他一般 1,000円
第二部 おひとり 7,000円
◆主 催:関西日中関係学会・大阪府日中経済交流協会
◆協 賛:社団法人神戸国際貿易促進協会・兵庫県日中友好協会
◆次 第 第一部
1:15~1:30 「新春所感~あいさつに代えて」
関西日中関係学会 名誉会長・京都大学名誉教授 竹内 実
1:30~3:00 「中国 WTO加盟5年目の課題」
兵庫県立大学経営学部 教授 安室 憲一
3:00~3:15 休 憩
3:15~4:15 「中国のテレビドラマに見る日本人像
~連続テレビドラマ『共和に向かって』を中心に」
佛教大学文学部 助教授 李 冬木
◆お申し込み:お名前・所属(勤務先)メルマガを見たと
明記の上、<keizai@mail.infomart.or.jp>