8月9日に配信された日本僑報社の公式メールマガジン日本僑報電子週刊第1289号は、最新刊である『対中外交の蹉跌―上海と日本人外交官』と『李徳全』日本語版の反響を特集で掲載しました。編集・発行人の段躍中氏は下記のようにまとめて報告しました。
○ 今号のメルマガは、最新刊『習近平政権の新理念―人民を中心とする発展ビジョン』発売のニュースをはじめ、新刊『対中外交の蹉跌―上海と日本人外交官』『李徳全―日中国交正常化の「黄金のクサビ」を打ち込んだ中国人女性』に関する話題を中心にお伝えしました。
とくに『対中外交の蹉跌』の著者である片山和之上海総領事は、一時帰国後のご多忙中にもかかわらず、8月1日には弊社の位置する東京・池袋界隈にほぼ丸一日滞在され、多くの方々と積極的に交流されました。3日の記者会見では、大勢の記者の質問に丁寧に答えてくださいました。
その会見の模様は動画などで記録され、インターネット上ですでに公開されています。公開わずか4日ほどで300回を超える視聴があり、現役上海総領事が語る“対中外交の今昔”への関心の高さが見て取れます。
このような著者自らの広報活動を通じて、今年の「目玉商品」「イチオシ作品」ともいえる『対中外交の蹉跌』や『李徳全』が、より多くの方々にお読みいただけるよう心から期待しています。
○ 新刊『李徳全』の監修者である作家の石川好氏が8月25日、東京都内の日本記者クラブで会見を開かれます。この会見には、著者の1人で東京に滞在中の林振江氏、訳者の古市雅子氏も出席されます。
その模様は後日報告する予定です。皆様、本書にご注目いただくとともに、記者会見にもご期待ください!
○ 翻訳家の武吉次朗先生による中文和訳の通信講座「武吉塾」の第18期公開セミナーを8月5日、東京都内で開催しました。全国各地から参加者があったほか、中国の南京、青島両市からも中国人の日本語教師が参加してくださり、大いに盛り上がりました。
席上、私段躍中からも提案させていただきましたが、受講生の皆さんには「翻訳体験記」をぜひ寄せていただきたいと思います。翻訳に関する内容であれば、長さは問いません。「武吉塾」などでの受講や出版翻訳にかかわる失敗談、成功談……。さまざまな体験をわかりやすくまとめていただき、お送りください。
作品は随時募集。優れた作品を選考し、来年8月に弊社の人気シリーズ『日中中日翻訳必携実践編』の1つとして出版化したいと考えています。