○ 日本僑報社は戦後72年に当たるこの夏、“反戦平和・世代友好「8.15」シリーズ”の刊行書籍を、公式サイト上にまとめました(下記参照)。
とくに今月は、NHKや民放各局、各新聞社などが、かつての戦争の真実を掘り起こし、再検証しようとする骨太の作品を相次いで発表し、大きな反響を呼びました。
弊社でもこれまでに“反戦平和シリーズ”として、『私が出会った日本兵―ある中国人留学生の交遊録』『私記 日中戦争史』など数々の話題作を送り出しています。いずれも戦争世代の心の叫びであり、また彼らの証言を収めた貴重な記録です。
下記のリストをご参照の上、改めて反戦平和・世代友好について考えるシリーズ書籍をお手に取ってご覧ください。
○ 山形県庄内地方唯一の日刊紙「荘内日報」の8月18日付1面の「時評」欄は、作家の石川好先生(酒田市美術館館長)による連載第77回でした。
テーマは「あれから45周年を迎える日中」。石川先生は、自身が監修を務めた『李徳全―日中国交正常化の「黄金のクサビ」を打ち込んだ中国人女性』(小社刊)について、「時評」欄全体の約半分を割いてご紹介くださいました。
先生は「(日中)国交正常化45周年の今年、あらためて戦犯を無事帰国させた中国人女性の功績を思い出してもらいたい」「来年は日中平和条約40周年の節目の年となる。(中略)北朝鮮問題ばかりがクローズ・アップされているけれど、隣の超大国とも向き合っていきたい」などと述べられています。
山形県の歴史ある地方紙で大きくご紹介いただきありがたく思うとともに、読者の皆様にも本書『李徳全』を通し、日中関係の過去と未来について考えていただけたら嬉しい限りです。
○ おかげさまで、弊社の新刊『対中外交の蹉跌―上海と日本人外交官―』(片山和之著)が各書店や読者らの好評を博しています。
大手紙・読売新聞の書評欄でも取り上げられ(下記参照)、最近は注文が相次いでいます。
「上海総領事を務めている外交官の著者が、上海を切り口に日中外交史を振り返るユニークな著作」(読売新聞)。
国交正常化45周年の今年、外交の歴史から日中関係を振り返る本書に、ぜひご注目ください!
目次
1)“反戦平和・世代友好「8.15」シリーズ”書籍一覧を公開
http://jp.duan.jp/8.15.html
2)読売新聞が書評掲載――話題の最新刊『対中外交の蹉跌』
http://duan.exblog.jp/25461998/
3)『対中外交の蹉跌』著者の片山和之氏、「日中友好新聞」の「私と中国」欄で紹介
http://duan.exblog.jp/25462853/
4)【最終案内】段躍中編集長、「永遠の隣人」日中の相互理解テーマに講演へ 9/3
http://www.npo-asia.org/news
5)【日中翻訳学院】中文和訳の通信講座「武吉塾」第19期を10月より開講へ
http://fanyi.duan.jp/takeyosijuku.htm
6)【日中翻訳学院】「武吉塾の思い出」原稿を募集します!翻訳必携シリーズで出版化
http://fanyi.duan.jp/