『日本語と中国語の落し穴』『気になる国 日本』の2冊、中国研究月報11月号が紹介
【日本僑報社発】一般社団法人中国研究所の月報「中国研究月報」11月号に、日本僑報社刊の話題の2冊『日本語と中国語の落し穴――用例で身につく「日中同字異義語100」』(久佐賀義光著)と、『ナゾの国 おどろきの国 でも気になる国 日本――中国人ブロガー22人の「ありのまま」体験記』(中国人気ブロガー招へいプロジェクトチーム編)の紹介が掲載された。
『日本語と中国語の落し穴』は、大東文化大学研究員の伊藤一彦氏が紹介。
「日本語と中国語が漢字を共有していることが、かえって誤解を生みだす『落し穴』になっている」とした上で、本書で紹介された「合同」「手腕」など日中間の同字異義語を例に挙げ「同字異義語といっても一律ではない」「本書は、それぞれの同字異義語について、多くの例文を用いて丁寧に説明している」などと解説した。
『ナゾの国 おどろきの国でも気になる国 日本』は、公益財団法人笹川平和財団の小林義之氏が紹介。
本書が中国で刊行された『大家看日本』の邦訳版であり、中国のジャーナリストブロガーの日本訪問記であること、また「日本は中国の鏡だ。相手の中に自分が見え、あるいは相手を見て自分をさらに知る」という日本認識が特徴であること、さらに食の安全や地方・農村振興、コミュニティのあり方など「日中両国で共通する課題を念頭においた硬派な内容が並ぶ」ことなど、『気になる国日本』についてわかりやすく紹介した。